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映画「ボーダー二つの世界」ボーダーの意味とは?あらすじ・感想・ネタバレ

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映画「ボーダー二つの世界」とは?

2018年 スウェーデン製作

カンヌ映画祭で「ある視点部門」グランプリを受賞した北欧ミステリー

主演2人に施された特殊メイクと、彼女たちの演技が合わさって

独特の世界観を構築している。

ミステリーにファンタジー要素がうまく融合した

物語の結末に考えさせられる。

ブロサー仲間のいごっそう612さんも、紹介されています。

映画「ボーダー二つの世界」キャスト

(ティーナ)
エヴァ・メランデル
(ヴォーレ)
エーロ・ミロノフ
ステーン・リュングレン
ヨルゲン・トゥーソン
アン・ペトレン
シェル・ウィレルムセン

映画「ボーダー二つの世界」あらすじ

ティーナは生まれつきの特殊な嗅覚を活用して、

国境フェリー税関職員として働いていた。

密輸犯罪者や違法ポルノ所持者を嗅覚で嗅ぎ分けるため、評価は高かった。

同居人ローランドは犬のブリーダー。

表向きはカップルとして生活しているが、

ティーナは自分の醜い顔、他人と違う性質のせいで孤独感に悩んでいた。

ある日、税関で怪しい旅行者ヴォーレを検査するが何も出ず、税関は彼を通した。

そのやりとりを通じ、ティーナとヴォーレはお互いに共通する何かを感じ取る。

ティーナは個人的にヴォーレと接触し、自宅の離れに泊めることにする。

ヴォーレと話をするうちに、やがてティーナとお互いを求めあうようになり、

そしてついに、ティーナは自分が人間ではない出生の秘密を知る。

ティーナは人間の価値観と彼らの性質との間の葛藤により苦悩するようになり、

ローランドを自宅から追い出す。

その後税関で疑いをかけた違法ポルノの男を追ううちに、

ヴォーレが犯罪に関わっていることを知る。

ティーナは人間として社会生活を送る以上、

ヴォーレを犯罪者として無視できず、 ヴォーレを逮捕しようとする。

映画「ボーダー二つの世界」感想・ネタバレ

ヴォーレと出会い本当の自分を知ったティーナの

揺れ動く感情。

ヴォーレが登場した瞬間に、ティーナと似ている容姿に

観ている方は、直感的に何かを感じる事が出来ます。

本能に目覚めていく過程で激情を発見して成長していきます。

自分が何者かわからずとまどうティーナにヴォーレは

「君と僕はトロールだ」と伝えます。

トロールは、人間につかまり、実験対象とされ数々の拷問ののち

処分されためにほとんど残っていない。

ティーナの両親も拷問され、亡くなっていた事実を知り

トロールと人間の狭間で揺れながらも、

他者を傷つけないという真っ当なルールを守ることを選んだ彼女の

高潔な精神に感動を覚えます。

人間の理屈や価値観、ボーダーの人間側の世界で

勝手に作り上げた、常識や美的感覚などの「エゴ」を

突きつけられたような作品。

人と違う事は罪なのか?「差別的ではない」本当の意味は?

ティーナとヴォーレが獣のように、

種の繁栄のみを目的とするかのような行為など、

視覚的に嫌悪感を抱くような、シーンの多い中

ラストシーンでトロールの赤ちゃんを抱くティーナの笑顔で、

この映画のタイトル「ボーダー二つの世界」の意味を

読み解く事が出来た気がしました。

トロールとして生まれ、人間として育てられたティーナと、

人間から虐待された過去をもつヴォーレの物語を観てみませんか?

コメント

  1. いや~これなかなかの異色作でしたね。
    印象に残っています。

    いつもご紹介ありがとうございます。

    • ダメうさぎダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      かなりの異色作で、驚きました。

      北欧の伝説を上手くアレンジした作品ですよね

      問題のシーンは、キッチリモザイクだったので

      衝撃は和らぎましたが、モザイクの必要があったのか?疑問ですね

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