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映画「アングスト/不安」実話!世界各国上映禁止!あらすじ・感想・ネタバレ

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U-NEXTのポイントで観てみました。

映画「アングスト/不安」とは?

1983年に公開されるが、世界各国上映禁止!

オーストリアを震撼させた一家惨殺事件を映画化。

実在の殺人鬼の異様な行動と心理状態を冷酷非情なタッチで描写。

公開当時、その凄惨な内容から嘔吐する者や

返金を求める観客が続出したというトラウマ必至の衝撃作だ。

ブロサー仲間のいごっそう612さんも紹介されています。

映画「アングスト/不安」キャスト

アーウィン・レダー
シルヴィア・ラーベンライター
エディット・ロゼット
ルドルフ・ゲッツ

映画「アングスト/不安」あらすじ・ネタバレ

ジャケットを着た一見普通の青年・K.。

異様な目つき、挙動不審なK.の手元には拳銃が握られていた。

ある屋敷を訪れたK.は、出てきた老人をちゅうちょなく撃ち殺し、

刑務所に収監された。

そして数年後、出所したK.は途端に見境のない行動に出る。

Kは早速獲物を見つけるため町へ出かけ

コーヒースタンドに立ち寄り、そこにいた若い女性客二人に興味を覚えつつ

ソーセージを頬張ると、その感情を押し殺して店をあとにします。

女性が運転するタクシーに乗り込むと、彼女を襲うという衝動を抑えられず、

車を森の方へと走らせます。

靴ひもをはずして首を絞めようとしますが、気付かれ抵抗される。

あわててカバンも持たず飛び出したKは森の中を走って逃げ、

やがて一軒の屋敷を目にする。

ガラスを割って中に入ると、そこには人の住んでいる気配があり、

誰かと出くわすことを想像し、Kは興奮する。

歩き回っていると、車イスに乗った青年が現れ「パパ?」

直後、車の音がしこの屋敷の母親と娘が帰って来る。

Kが胸を高鳴らせ隠れていると、子犬がKの方にやって来る。

遂に、Kは行動を起こし、車椅子を蹴飛ばし息子を転がし

娘を捕まえて、ドアノブに片足を括り付け、手を縛ります。

母親に襲いかかり首を絞めるも、抵抗され思うように事が運ばず

疲れ切ったK。

歩けない息子は腕の力だけで2階へ移動し、

娘は近くにあったナイフを口にくわえ逃げようともがきます。

突然鳴り始めた電話の音にKは我に返り、2Fに上がった息子を

バスタブに沈め、溺死させる。

「早すぎる。台無しだ!」Kは苛立ちを隠せない。

放置していた母親のところに行くと全く動かず、

Kは死んだふりをしているのかと疑うが、

母親も死亡していた。

Kは、自分のトラウマである母や祖母のような女性を恐れており、

彼女に愛する家族の死を見せつけることによって

満足感を得ようと思っていた。

残った娘は、Kを誘惑?(これはKがそう思っただけ)

必死で逃げようとする娘を、追いかけるK。

トンネルの様な裏口の通路で、捕まり

ナイフで何度も刺され、娘も死亡します。

Kは血まみれの娘の死体を抱き、そのまま眠ってしまう。

目の覚めたKは、次の計画を思いつきます。

次の獲物には、この家族の死体を見せ、十分に怖がらせ

恐怖を与えてから殺そう!

家族の死体を車のトランクに詰め込み、体に付いた血を

洗い流し、適当に服を着替えると、車に乗る。

犬も当然の様に車に乗り込んで来た。

そのまま、出発するがすぐに追突事故を起こしてしまう。

事故現場からそのまま、パニックになりながら逃げるK。

向かった先は、昨日たち寄ったコーヒースタンド。

目をつけていた女たちがいたことにKは歓喜し、

どうやって襲ってやろうかと考えながら、

黒い手袋をしたままソーセージをつかんで頬張ります。

明らかにおかしなKの様子に店員は警察を呼んでいました。

Kは、車の中で吠えていた犬に

ソーセージを持っていって食べさせるが、その場へ警官たちが現れ

店員や店にいた女たちの前で車のトランクが開かれる・・・。

映画「アングスト/不安」感想

この映画の基になったのが、

1980年にオーストリアで実際に起きた殺人です。

ヴェルナー・クニーシェック

仮釈放中に3人一家を襲撃し、一家全員を拷問した挙句、殺害した。

アルトライター一家惨殺事件が、本作品になっています。

犯人は、のちに「人を殺したい」という単純な欲望に駆られて

アルトライター家を皆殺しにしたことを告白した。

この殺人は彼の精神的充足感を満たすためだけに行われ、

アルトライター家を襲撃したのは「たまたま目に止まったから」だという。

この様なおぞましい事件が、この映画では

異常な精神の犯人を忠実に描いています。

公開から 37 年もの時が経っているにも関わらず、「先駆的な犯行」が

見事に描かれている怖さ。

残酷な殺人の様子を、Kの心理状態も映し出しながら

あまりにもリアリティにあふれている為、

目を覆いたくなる心境に陥ります。

殺人犯を演じたアーヴィン・リーダーの演技力には

身震いするほどの恐ろしさがありました。

ものの見事に恐怖と、嫌悪感が込み上げてくる作品です。

コメント

  1. いや~昔の映画ながら本当にヤバイ映画でしたよね…
    しかも実話ベース‥この映画は一度は観ておきたい作品です。

    • ダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      37年以上もたってるのに、このクオリティはすごいですよね
      実話ベースで、実話のほうが拷問など酷かったですよね
      この映画、確かに1度は見ておかなきゃね