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映画「トランス・ワールド」とは?
2011年のアメリカ映画。
森の中に迷い込んだ3人の見知らぬ男女を待ち受ける
奇妙な運命を描いたサスペンスミステリー。
森の中で一体何が起こるのか?
3人の関係は?非常事態の中、それぞれの運命に導かれる!
最初からぐっと引き込まれ、一体何が起きているんだろ?
これから、の展開は?
ほんの些細な事で人生は変わる!そんなメッセージにも感動する。
ループものが好きな方には、絶対見てほしい良作!
最近では、イチオシ!見て損はない作品だと思います。
※この映画は、ネタバレを知らないで見た方が絶対に面白いので
これから見られる方は、ご注意ください。
予備知識無しで、見てもすごく楽しめる作品です。
映画「トランス・ワールド」ざっくりあらすじ
とある森の奥深く。
夫とドライブ中にガス欠に陥り、ガソリンを買いに行ったまま
戻ってこない夫を探していたサマンサは、1軒のキャビンにたどり着く。
するとそこに、同じように車のトラブルに見舞われた青年トムが出現。
さらに、今度はジョディという女がやって来る。
ジョディは恋人と強盗をしてきたばかりで、
なぜキャビンにたどり着いたのかわからないという。
3人は助けを求めに森を出ようとするが、
いつの間にか同じキャビンに戻ってきてしまう。
映画「トランス・ワールド」キャスト
トム(スコット・イーストウッド)
ジョディ(サラ・パクストン)
サマンサ(キャサリン・ウォーターストン)
ハンス(ショーン・サイポス)
店員(ジェシーJ.ペレス)
映画「トランス・ワールド」あらすじ・ちょっとネタバレ
ジョディ(サラ・パクストン)とボーイフレンドのケビン(クリストファー・デナム)は
コンビニエンスストアに強盗に押し入る。
ジョディは店員(ジェシーJ.ペレス)に銃を構え、金庫を開けるように要求する。
不可解にも、店員はジョディに、
「金庫を開けるのは構わないが、きみが中身を気にいるとは思えない」と伝える。
不愉快に感じた彼女は彼を撃ち殺してしまう。
サマンサ(キャサリン・ウォーターストン)は、一人森の中を歩く。
古びた小屋に行き着くと、そこでトム(スコット・イーストウッド)と出会う。
サマンサは車がガス欠したために一緒にいたが行方のわからなくなった
夫を探して小屋にたどり着き、トムは事故で車が故障したために
数日前から小屋に滞在していると、お互いの素性を明かす。
そして翌朝、小屋の前でジョディが倒れているのをサマンサが見つける。
ジョディがそこに行き着いた素性を明かし、三人はその晩を小屋で過ごした。
彼らは森を散策し、脱出の方法を試みる。
だが、小屋から一直線に進むと、また小屋に戻ってくることに気づき、
それをジョディは「まるでパックマンのようだ」と言う。
また、3人がその世界に来る前、アメリカ国内の異なる州で
車を走らせていたという事実に気づき、事態はより奇妙な様相を呈する。
さらに、彼らはそれぞれ異なる年代を生きているということにも気づく。
サマンサが1962年であると話し、ジョディは1984年製のダウンベストのタグを見せる。
トムは、現在が2011年だと話す。
3人が何が起こっているのかを理解しようとしていたとき、
小屋の外に銃を持った兵士がいることに気づく。
その男は、ハンス(ショーン・サイポス)というドイツの兵士。
父がドイツ人のサマンサはドイツ語を少し話せたが、
ハンスを説得することはできない。
ハンスは3人を拘束する。彼は拘束したジョディのペンダントを見つけ、
それをどこで見つけたのかを問いただす。
すると、そのペンダントを持っていたのは、
ジョディだけでなく、サマンサとハンスも同じだった。
映画「トランス・ワールド」感想
主演の3人が、少しずつ時間差で出会い、来た場所も
年代もずれている?
前半は、皆が怪しく見える設定で、後半から一気に
3人のつながりが見えてくる。
3人の「共通点」「相違点」を見て行くうちに
あ!え?と思わず納得する展開で、脚本の良さに
思わず驚かされてしまいました。
この映画は、最初からちゃんと伏線もしっかりしています。
見ている側が、徐々にそこに気が付くように導いてくれるんです。
細かい伏線に付いて、少し書いていきます。
トムとサマンサの会話
●「いい車だね」
●「クラッシックだ」
●「スピードの出ないぽんこつよ」
サマンサとジョディの会話
●「いいライターね」
●「どこが?どこのガソリンスタンドにもあるやつよ」
ジョディとトムの会話
●「古くさい上着は置いて行け、サマンサが着る」
●「言っておくけど、新品よ」
上の会話の中で、少し話がかみ合ってない気がしませんか?
トムとサマンサの会話の解釈
車は、1950年代の車で1962年から来たサマンサのもの
それを見たトムは、2011年から来たので
「クラッシック」なんです。
サマンサとジョディの会話の解釈
使い捨てライターが発売されたのが1961年
サマンサにとっては目新しいが、1984年から来たジョディには普通。
※サマンサはタバコを吸うのにマッチだった。
ジョディとトムの会話の解釈
アメリカでは1980年ごろブームとなった
ダウンベスト。
2011年のトムからすれば、古臭い上着になる。
中々、しっかりした伏線ですごく面白い!
最初に出てくる店員
「金庫を開けるのは構わないが、きみが中身を気にいるとは思えない」
金庫の中身は一体なんだったのか?
この謎も、ラストシーンで解けていきます。
タイムループものでここまでの良作は
中々ないんじゃないかな?とおもうほどのイチオシ!
Amazonプライムで見放題ですので、
お暇な時にでも是非みてみてください~
コメント
最近忙しくて、映画もあまり観えていませんが…
この作品は、様々な映画ブロガーが絶賛しているので、いつか観てみようとおもっています。
面白そうですね!
コメントありがとうございます。
この映画、私も偶然に知ったのですが
予備知識無でみて、面白かったんですよね
お勧めなので、お暇のある時に是非~