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韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」童話の中に隠されたむごい真実!あらすじ・感想・ネタバレ

韓国映画

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韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」とは?

2007年の韓国映画

チョン・ジョンミョン主演によるファンタジック・ホラー

イム・ピルソン監督が、誰もが知るグリム童話をモチーフに、

古めかしい洋館に潜む身の毛もよだつ秘密、

幻想的でありながら恐ろしい物語を描き出す。

韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」キャスト

チョン・ジョンミョン
ウン・ウォンジェ
シム・ウンギョン
チン・ジヒ
パク・ヒスン

韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」あらすじ

ウンス(チョン・ジョンミン)は疎遠になっている母親が

病気だと知り車で向かう。

運転中、彼女のヘヨンから今から病院に行くので一緒に来てと電話がある。

ふと、目を離した時に森の中へ車は落ちてしまう。

山道で事故を起こし、森に迷い込んだウンスは、

赤いケープをまとった少女・ヨンヒに導かれ、

古い洋館にたどりつく。

底の表札には「楽しい子供たちの家」と書かれていた。

長男のマンボク13歳、長女ヨンヒ12歳、次女ジョンスン(チン・ジヒ)

7歳の子供と父ヨンソク、母スジョンの家族がいた。

楽しそうにしている子供たちとは違い、なにか緊張、不安そうな父母。

そこでウンスはヨンヒの両親と兄妹、そしてたくさんのおもちゃに迎えられる。

翌朝、ウンスは一家に別れを告げて森の中へと足を踏み出す。

しかし、いくら歩いても森を抜ける事は出来ず、

又、楽しい子供たちの家にたどり着いてしまう。

次の日、出かけるから子供たちを頼むとの手紙を残し、

父母は子供たちを置いて消えてしまった。

子供たちを置いて行けずウンスは留まるが、

屋根裏で変わり果てた母スジョンを見つける。

”私達は子供たちの親ではない。森からは逃げられない“と聞く。

ウンスは、長男のマンボクに森の抜け方を聞くが、結局は又

同じ家に戻って来る。

別の夫婦が森で事故にあい、楽しい子供たちの家にやって来る。

楽しい子供達の家の装飾品に目を奪われる夫婦。

家も財宝も、自分たちの物にしようとするが、ウンスが邪魔になる。

ある日、長男のマンボクが森の中にあるドアに入っていくのを

見たウンスは、そのドアに入って見ると

そこには、子供たちの秘密が隠されていた。

子供達の記録簿を見ると、マンボクは1959年生まれ、

ヨンヒは1960年生まれ、そしてジョンスンは、1965年生まれだった。

恐ろしさのあまりに走って逃げ出すウンス。

しかし、行き着いた先は絶壁の断崖。

この家で一体何があったのか?

ヨンヒが静かに語り始める。

ずっとずっと昔、この場所は孤児院だった。

子供らは皆虐待され、ヨンヒは院長に性的虐待まで受けていた。

ある日、孤児院にサンタがやってきた。

三人は、サンタからお菓子と、ヘンゼルとグレーテルの絵本をもらった。

そしてサンタは告げる。

今日から、君らは想像するだけで、願いさえすれば全て叶う。

三人は、皆を虐待する悪い大人。

院長をまず殺した。

また同じように、悪い大人を殺さねばならない。

ウンスは子供たちから逃げる事が出来るのか?

そして、子供達は一体何者だったのか?

韓国映画「ヘンゼルとグレーテル」感想・ネタバレ

3人の子供たちは、施設に入れられ、虐待され

育ってきました。

そして、自分たちが願う物は何でも手に入る

楽しい子供たちの家

に住んでいましたが、手に入らないものが1つだけ。

子供達を大切にし、愛してくれるパパとママ。

グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」も子捨ての

話ですが、この映画も大人に捨てられた子供達。

悪い大人は罰を受けるべきだ!

虐待され死んでいった子供達。

望むものは何でも手に入れ、良い大人を待ち続ける

愛を与えられず、愛を知らないことども達は

善良な妖精にはなれず、これからも待ち続けるのでしょうか?

児童虐待をテーマに、童話で綴る儚くも、悲しいファンタジーです。

コメント

  1. これもまた良さそうな映画ですね。
    韓国版のヘンゼルとグレーテルがあったとは知りませんでした。
    児童虐待をテーマにした作品は、本当に胸が痛くなります。
    ご紹介ありがとうございました。

    • ダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      ちょっと変わった韓国映画ですが

      かなり深い意味のある映画でした。

      只の、ファンタジーホラーで終わらない所が

      やはり韓国映画の面白い所なのかもしれませんね