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韓国ドラマ「王になった男」陰謀渦巻く歴史ドラマと切ないラブロマンスの行方は?あらすじ・感想・ネタバレ

韓国ドラマ

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韓国ドラマ「王になった男」とは?

2019年 韓国製作

陰謀渦巻く宮廷を舞台に、狂気の王の影武者となった男の

数奇な運命を描く本格時代劇!

イ・ビョンホン主演の映画をテレビドラマとしてリメーク。

一人二役に挑んだヨ・ジングが、人間味あふれる旅芸人と

狂気の王という全く異なる役柄を完璧に演じ分ける。

映画版の王になった男

韓国ドラマ「王になった男」キャスト

イ・ホン/ハソン(ヨ・ジング)

ユ・ソウン(イ・セヨン)

イ・ギュ(キム・サンギョン)

ウンシム(チョン・ヘヨン)

チョ内官(チャン・グァン)

シン・チス(クォン・ヘヒョ)

韓国ドラマ「王になった男」各話 あらすじ

1 心を病む王

父王の死から、新たな王となったイ・ホン。王座を守るため弟も殺した彼は心を病み、暗殺に怯える日々から脱したいと都承旨に懇願する。一方その頃、王とそっくりの旅芸人・ハソンは旅をしていた。

2 瓜二つの旅芸人

権力争いで精神的に追い込まれていく王イ・ホン。怒りのままに王妃のもとへ向かうが、拒まれてしまう。宮中ではある事件が起こるなか、都承旨は妓楼で王に瓜二つの芸人・ハソンに出会うのだが…。

3 王妃との約束

王の影武者となったハソンは、訳もわからないまま王妃の父・ムンソン君の打ち首を決めてしまう。それを聞いた王妃はハソンの前で自害しようとするが、ハソンはムンソン君を救うことを約束し、止めるのだった。

4 条件

目の前で自身の食事を食べたケファンが死んでしまい、動揺するハソン。自分自身が毒殺されるかもしれなかった事実に恐ろしくなり逃げ出そうとするが、都承旨に止められてしまう。そこへ、王妃が現れ…。

5 狩りの場

大妃とチンピョン君に狙われるハソン。そんなことも知らずに彼は妹のダルレや、毒殺されたケファンのことを想っていた。そんななか、シン・チスが現れ、ハソンはシン・チスが政治を意のままにしていると知る。

6 王妃に迫る危機

王妃と心通わせるハソン。美しく優しい王妃に惹かれるハソン、王妃もまた普段の王とは違う温かい様子に惹かれ始めていた。しかしそんななか、王妃のお茶会で、側室であるソナダンが倒れるという事件が起こり…。

7 大妃への手紙

大妃に王妃が呪いを受けているとわかり、ハソンは王妃の無実を晴らそうとするが、都承旨に止められてしまう。それでも奔走するハソンは大妃のもとへ向かう。一方、都承旨は本当の王、イ・ホンを迎えにいくが…

8 都承旨の決意

決意を新たにし、シン・チスをけん制する都承旨は、理想の国を作ろうと動き出す。民の負担を軽くするため、税収を米で行うことを考えたハソンと都承旨だったが、それには得意な人物チュ・ホゴルが必要だとわかり…。

9 許されぬ恋

寝ているハソンにキスしてしまった王妃。目を覚ましたハソンはその場を誤魔化すが、本当の王ではない自分と王妃の恋に思い悩む。そんななか、御前会議が始まるが、戻るはずの都承旨は現れず…。

10 遭遇

療養に出てしまった王妃と、それを見送ったハソン。離れた場所で互いを強く思い会う2人。そんななか、ハソンは妹が気になり都承旨がいない間に外に出るが、チャン武官に見つかった上、そこで王妃にも出会う。

11 本当の王

戻ってきた本当の王に責められるハソン。王妃のことや勝手に行われた政治が気に入らない王は、ハソンを殺すよう命じる。都承旨はハソンを救おうとするが…。そして、王はシン・チスを呼び出す。

12 帰還

生きていたハソンは、様子を見に来たチャン武官と相対する。一方、ハソンに心を奪われている王妃に迫る王は、再び拒まれ、突然の体調不良で倒れてしまう。倒れた王を見た都承旨は再び動き出す。

13 王の誕生日

王にそっくりの道化師がいると知ったシン・チス。昔の仲間と力を合わせる都承旨、そして大妃もまた支持者たちと動き出す。そんななか、王の誕生日がやってくる。ハソンは王宮で、本当の王は洞窟でその日を迎える。

14 罠と罠

道化師が王になり変わっているという噂が広まるなか、ハソンは王妃と愛を育んでいた。しかし、シン・チスは入ってきた情報から、妓楼にいるウンソンを捕まえる。都承旨はシン・チスの屋敷へ向かうが…。

15 王の道

一緒に雪を見て、王妃にキスをしたハソン。思いを強くする2人だが、ハソンと王妃が親しくなったことに気づいた都承旨は、彼に王妃のため、そして国のため、王妃のことは諦めろと告げる。落ち込むハソンは…。

16 真実

道化師の妹を捜すシン・チスは、ついに隠れている寺にたどり着くが、そこにいたのは都承旨だった。妹・ダルレと伯父のガプスはチュ・ホゴルにかくまわれていた。そんななか、王妃はある事実に気づいてしまう。

17 私のために

王妃の廃位を命じられ必死に抗うハソン。王妃を連れ戻し、明の使臣が来るまでに戻ると都承旨に約束する。それを了承した都承旨は、ハソンがいないことを悟られないようにするのだが、大妃が乗り込んできて…。

18 私の名は

ついに明の使節団が来る日がやってきたが、まだハソンは王宮にたどり着いていなかった。到着した明の使臣は、都承旨に王がいないことで憤慨するが、そこにハソンが現れる。何とか王妃を連れ戻したハソンだが…。

19 2両の犬

シン・イギョムに襲いかかり、捕まってしまったガプス。そして、ダルレはシン・チスに捕まってしまう。ガプスが捕まったと知り動揺するハソンのもとに、都承旨がいない間にシン・チスがやってくる。

20 別れ

打ち首が決まり、牢獄に入れられたシン・チスだが、まだ諦めておらずチンピョン君を呼び出す。一方、ハソンは妹・ダルレとの時間を大事に過ごすことに。そして、ダルレにすぐに戻ると告げ、別れるのだが…。

21 信頼

チンピョン君の家を捜索するチャン武官。しかし、証拠は見つからず、都承旨に言われたとおり偽の証拠を立てる。しかし、捕まりそうになったチンピョン君が逃走。そんななか、ン・チスが牢獄へハソンを呼び出す。

22 反乱

チンピョン君がシン・チスの脱獄を助けようとするなか、都承旨に後金の使者が襲われたことが伝わる。そして、後金への密書がシン・チスに奪われたことを知った都承旨は、牢獄にいるシン・チスのもとへ向かう。

23 守るため

大妃に呼び出されたハソン。そこで降伏しろと責められるが、ハソンは負けずに言葉を返す。そして、異例の御前会議が始まる前、反乱軍に捕らえられた都承旨ハクサンは、王であるハソンに会えることに。

24 見定める

ついにシン・チスを倒したハソン。残るは大妃のみ。そこでハソンは、反乱軍が勝利したと見せかけ、大妃を王宮に呼び出すことに。それに対し、勝利を疑わない大妃だが…。王宮の平和のため、ハソンはある決断をする。

韓国ドラマ「王になった男」感想

映画版の「王になった男」を見ていたので、

どう描かれるのか、気になっていたドラマです。

実在する人物の、光海君をモデルに様々な陰謀と

宮廷絵巻がきめ細やかに描かれていく様子と

主演のヨ・ジングの2役演技にも目が離せず引き込まれます。

正義感あふれる偽の王、暴君と名高い本物の王

この2役を上手く演じ分け、悲哀や葛藤は見る者の

心にすっと入って来るような演技力に脱帽です。

映画版では描かれなかったロマンス要素もあり、

王妃と偽の王の心のつながり、そして

王と影武者と王妃による禁断の三角関係?

以下ネタバレになりますが、

映画版と大きく違うのは、映画版では本物の王は生きていて

偽の王の15日間を描いています。

ドラマ版では、途中で本物の王は毒殺され、偽の王が本物の王に

なってしまうのです。

更には、善政を施し天下泰平に導いたところで、譲位し

王妃を廃位、2人で普通の暮らしをする事を望み、

宮殿から出て、ハッピーエンドとなります。

歴史の中で、光海君は甥の綾陽君により失脚しますが

党争に巻き込まれた形としての廃位と言う見方がされていて

本当に暴君であったのかは、謎のようです。

在位中には、戦乱で疲弊した朝鮮国内における復興政策や、

かつての敵国であった日本との国交回復、

斜陽となった漢族系の明朝に代わって勃興してきた満州族系の後金(後の大清帝国)

との関係も重視するなど、東アジアの諸民族間でバランスの取れた

中立外交政策などの実績を残しており、

(暴君と言われるほど)決して悪いものではなかったものも少なくありません。

このドラマの中で描かれた王は、まさに光海君の本当の姿なのか?

そんな気持ちになるようなドラマでした。

コメント

  1. うおっ!
    またまた濃厚な記事書いてますね~。
    凄い速度で観てますよね。凄い…

    • ダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      やっぱり韓国時代劇1本見ると、かなり疲れます(笑)

      暫く軽く見れる方がいいかな~とおもいつつも・・・

      観る物が沢山あって、寝不足です(笑)