韓国ドラマ「今、私たちの学校は・・・」全話あらすじ・感想・ネタバレ

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Netflixオリジナルドラマとなっています。

「今、私たちの学校は・・・」とは？

２０２２年、韓国製作

Netflixのオリジナル韓国ゾンビドラマ。

高校の化学室で、１人の女子生徒が指をかまれた事から

感染が広がり、ゾンビだらけになるストーリー

原作は2009年~2011年まで連載されたウェブ漫画。

ドラマでは、全１２話で構成されています。

「今、私たちの学校は・・・」キャスト

パク・ジフ（ナム・オンジョ役）

ユン・チャンヨン（イ・チョンサン役）

チョ・イヒョン（チェ・ナムラ役）

パク・ソロモン（イ・スヒョク役）

ユ・インス（ユン・グィナム役）

イ・ユミ（イ・ナヨン役）

ハ・スンリ（チャン・ハリ役）

イ・ウンセム（パク・ミジン役）

イム・ジェヒョク（ヤン・デス役）

キム・ビョンチョル（イ・ビョンチャン役）

イ・ギュヒョン（ソン・ジェイク役）

チョン・ベス（ナム・ソジュ役）

「今、私たちの学校は・・・」各話・あらすじ

１話

ヒョサン高校の化学教師のイ・ビョンチャンの息子で、高校生のジンスは

学校で虐めにあっていた。

虐めの暴行を受けていたが、途中から目を血走しらせ狂ったように暴れ始める。

別の日、女子生徒ヒョンジュは学校の科学室にビョンチャンが

実験していたマウスに噛まれ、それを見た化学教師が女子生徒を監禁する。

（ジンスも、女子生徒もすでに、ゾンビ化が始まっていた。）

監禁から逃れた女子生徒が、保健室で様子がおかしくなり、病院へ運ばれる。

その際、女子生徒に噛まれた保健室の先生が、感染してしまう。

先生が感染した事から、次々に生徒を襲い感染が広がっていく。

２話

病院に搬送された女子生徒は、病院で次々と人を襲い始める。

学校では、チョンサンはゾンビ化した生徒からオンジョを守り、

2年5組の教室へ避難。

そこには既にギョンス、ジュニョンナヨン、スヒョク、デス、ウジンたちがいました。

スマホで警察へソンビのことを通報しますが、イタズラ電話だと思われる。

オンジョの親友イサクが噛まれており、凶暴化して窓から落ちそうになるが

オンジョは親友を助けたい一心で手でつかむ。

英語教師のパク・ソナ先生は校内放送で

「生徒のみんな！…必ず生きて…」と悲痛に訴えていた。

ウジンの姉・ハリは部活のアーチェリー大会の予選に落ち、

学校のマイクロバスで学校に戻って来るが、学校の異様な光景に驚く。

３話

体調の悪さから、その日学校から途中下校（実は妊娠）で早退した女子生徒ヒス

公園の公共トイレで赤ん坊を出産。

あたりでゾンビが発生していることに気づき、赤ん防を抱きしめ一緒に逃げる。

手に傷がついていたギョンスは、彼を貧乏人だと見下す女子生徒ナヨンと口論に。

しかし実際に感染の疑いがあるためギョンスは放送室の隣の部屋に一旦隔離される。

1時間経過後もギョンスは発症せず、身勝手な言動をみんなから責められていたナヨンが

隣の部屋にギョンスに謝りに行くことになるが、そこでナヨンは、ゾンビの血を

ギョンスの傷口に擦り付ける。

外へ出てきたギョンスは鼻血を出し、感染の兆候を示し

ギョンスは自暴自棄になり暴れ、そのまま外へ落下する。

委員長のナムラが、「ナヨンがゾンビの血をハンカチにつけ、

ギョンスの傷口に塗りつけていた」と告発。

全員から「ろくでなし」「人殺し」と呼ばれたナヨンは、

放送室から泣いて出ていってしまう。

そんな彼女のあとを、パク・ソナ先生が追いかける。

４話

ユーチューバーのオレンジャーは、ヒョサン市のゾンビの噂を確かめるため、

実況動画を配信しながら市内に入りますが、

ゾンビに追いかけられて幼稚園の屋根の上に退避

チョンサンの母は息子が心配で学校にやってきますが、

ゾンビ化したギョンスに襲われゾンビになってしまう。

屋上にいたウンジは、男子生徒から自分のヌード動画が

朝9時に予約配信されていると聞き、スマホが集められている職員室へ行く。

ソンビに襲われるものの、何故か意識はハッキリしていた。

消防レスキュー隊のナム・ソジュは、市庁舎に着いて議員を救出。

そのまま、対策本部兼避難所が設置された刑務所に収容される。

５話

スマホを取りに行ったチョサンは、ソンビに襲われながら

図書室へ逃げ込む。

校長を殺したグィナムから逃げるも、図書室で取っ組み合いになり、

スマホをグィナムの左目に叩きつけて潰し、ソンビの中にに落とす。

グィナムはゾンビに襲われるが、彼も何故か意識はハッキリしていた。

ヒョサン市の惨状を抑えるため政府は戒厳令が発令、

対策本部の司令官チン・ソムは情報の拡散を防ぐため市内の

インターネットをシャットダウンする。

刑事ジェイクはイ・ビョンチャンを取り調べ、

彼が息子をイジメから救う動機でゾンビウィルスを

生み出したという衝撃の事実を聞き出す。

オンジョたち備品室でドローンを発見し、逃げ回っているチョンサンが

音楽室にいるのを映像で見つける。

またジミンはそのドローンの映像で、

校門近くのトラックの中で自分の両親がゾンビ化しているのを見て絶望する。

６話

オンジョやナムラたちはゾンビには視覚ではなく聴覚、

音に反応すること気づき、校内放送を上手く使って

校舎の左サイドにゾンビたちを集め、その隙にチョンサンがいる上階の音楽室へ走る

ナムラとスヒョクの前に半ゾンビ化となったグィナムが現れ

グィナムとの乱闘になり、スヒョクがグィナムを窓から突き落とす。

生徒たちは音楽室へ到着。

チョンサンと合流、しかし、ナムラがグィナムに噛まれていることが判明。

しかし何故かナムラは完全にゾンビ化せず、人間の理性を有したまま生きていた。

消防レスキュー隊員でオンジュの父であるソジュは隔離施設を抜け出し、

娘がいる高校へ向かう。

７話

1人の兵士がショッピングモールでゾンビ討伐中に噛まれ、

対策本部でウィルスの生物実験体となる。

刑事ジェイクとホチョルは逃げ遅れた少女を救い、バイクに乗り逃げる途中

幼稚園の屋根に逃げ遅れたユーチューバー・オレンジャーを見つけたジェイクは、

バイクから降りて彼を助けようとする。

チョンサンたちは音楽室の真ん中にバリケードを作り、

音で片側にゾンビたちを集めて反対側から屋上へ向け脱出、

しかしその屋上への出口の鍵が閉まっていた。

屋上にいた男子生徒は、自分が助かる為、屋上のカギを開ける事無く

救出部隊のヘリに乗る。

８話

半ゾンビ化したウンジが職員室に火を放ちスプリンクラーが作動。

そのおかげで、屋上へのドアのかぎが開く。

生徒たちは屋上からヘリに向かって叫びますが、その声は届かなかった。

幼稚園の屋根の上に逃げたジェイクやオレンジャーたちは、

先程裏切って逃亡したと思われたホチョルが

幼稚園バスを運転し助けにきてくれたため脱出成功。

街には軍隊が到着、ジェイクやウンジたちは隔離施設へ移動する。

生徒たちは屋上で焚き火をし、

これまでずっと学級委員長として浮いていたナムラは、

みんなとこうして友達になれた喜びを伝える。

チョンサンは、オンジョに告白するが・・・。

９話

校舎外の排水管をつたい、グィナムが屋上に這い上がってくる。

ナムラが力を発揮し、グィナムを屋上から外へ突き落とす。

ジェイクは軍に学校校舎の科学室にある、

ウィルスの開発者ピョンチャン先生のパソコンのことを話し、

チン・ソム司令官は特殊部隊にヘリで回収に向かわせる。

ヘリが屋上にやってきて、チョンサンたちは歓喜する。

兵士たちは一旦科学室へ行き報告のあったパソコンの回収に成功！

対策本部にいるチン・ソム司令官に緊急報告が入り、

隔離された市民たちの中にいたウンジがヘリで救助されたチョルスを食い殺す、

という映像を見せられる。

ウンジは他の兵士も殺したため、拘束されていた。

チン・ソムは無症状のウィルス感染者がいると気付き、

学校にいる特殊部隊に「そこにいる生徒たちを救助するな」と命令。

救助されずに、捨てられた生徒たちに、雨が降り注ぐ。

１０話

ゾンビたちは雷の音で混乱することに気づき、この隙に校舎の裏山から市街地へ脱出！

しかし、校舎から出るとゾンビ化した母親を見たチョサンは、パニックに！

女子生徒ヒョリョンが逃げる途中で転倒。

ジミンは彼女を見捨てて逃げますが、逆に他のゾンビに囲まれて襲われゾンビになる。

ヒョリョンを救おうとしたウジンは、ソンビに襲われるが、

そこへ、姉のハリが駆けつけアーチェリーで救出！

生徒たちは裏山への道を突破できずに一旦体育館へ避難するが、

そこもゾンビたちが・・

ジュニョンは怪我をしていたため逃げ遅れゾンビに襲われ

その隙に、生徒たちは倉庫へ逃げ込む。

スヒョクの案で、ボールのカゴで移動式フェンスを作り、

体育館から外へ出る作戦を決行。

その際、ジュニョンが噛まれてゾンビ化

生徒たちは扉の前まで来ましたが着くが、外側から鍵がかかっていて開かない？

そこに救助に来たオンジョの父ナム・ソジュが、外から扉を開け助け出す。

１１話

司令官チン・ソムは、ビョンチャンのPCのビデオメッセージを見て、

このゾンビウィルスは変異するため抗体ワクチンが作れないことを知る。

チン・ソムは、ドローンで音を出してヒョサン高校を含めた市内数カ所に

ゾンビたちを集め、ミサイルで空爆することを決断する。

体育館の外へ出た生徒たちは、ソジュの誘導でテニスコートへ

ゾンビが集まり、ソジュは照明弾と声でゾンビを誘導し、

娘オンジョたちのためにその身を犠牲にし、死亡する。

生徒たちは建設中の校舎の上に避難。

半ゾンビ化して聴覚が異常に鋭くなったナムラは、

軍ヘリからの放送で爆撃による避難命令を聞き、絶句する。

グィナムに襲われ、チョンサンが手を噛まれてしまう。

しかし軍のドローンが鋭い音を出し、

グィナムが耳を塞いだ隙にチョンサンが蹴り落とす

チョンサンは自分のゾンビ化は避けられないと悟り、

ずっと片思いだったオンジョに名札を渡して告白、抱きしめてキスをする。

そして「今日、俺は、この学校で一番幸せな人間は自分だ！」

と叫びながら屋上にゾンビの群れを誘導。

生徒たちはその隙に1階へ降りて、裏山に逃げこむ。

チョンサンはグィナムと格闘し左目を潰され、そこに軍の爆弾が！

２人の体は炎に包まれていく。

生徒たちは裏山でミサイルの破壊を目の当たりにし、絶望！

１２話

生徒たちは市街地へたどり着くが、そこでもゾンビに襲われる。

ウジンが、姉ハリの前でゾンビに噛まれるが、

ナムラがやむなくウジンの首を折り殺害、ゾンビ化を防ぐ。

半ゾンビ化しているナムラは人を食べたい衝動を抑えられなくなり、

1人でどこかへ行く。

オンジョやスヒョクたちは軍に無事確保され、隔離施設に保護される。

数か月後、夜に施設を抜け出して山に登ったオンジョは

学校がある場所に焚き火を発見。

翌日スヒョクにそのことを話すと、ハリやミジンらみんなもついて行くと言う。

夜になり、オンジョたちは隔離施設を抜け出して学校の屋上へ行くと、

そこに焚き火があり、数ヶ月行方がわからなかったナムラが現れる。

オンジョたちはナムラとの再会を喜び

「今でも自分たちは友達だ。」

ナムラにそう伝えるオンジュですが、ナムラは、その言葉だけで十分だ、と言う。

「自分と同じ半ゾンビがまだたくさんいて、ここでやることがあるの。

一緒にいれなくても友達。それだけで十分」

そう言って屋上から飛び降り駆け出していく。

—end—

「今、私たちの学校は・・・」感想

原作漫画とは、ラストが少し違うようですが、ドラマの続きを

示唆するものなのか？それともメッセージ性を強調するものなのか？

色々な可能性のあるラストシーンでした。

このドラマは、単にゾンビドラマではなく、非常事態に陥った時の

人間の心理や、国の対応、そして学生たちのいじめ問題や、恋愛までも描いていて

盛り沢山なのですが、非常に上手く盛り込まれています。

見てて飽きずに、一気に１２話見れる様なドラマとなっていました。

危機に瀕した時、自分は守れる側になれるのか？

それとも、他人を犠牲にしてでも、生き残るのか？

人間の醜い部分をも浮き彫りになる作品ですが、

未熟な高校生たちが、皆で力を合わせて乗り越えていく感動ものでもあります。

映像的には、結構グロイシーンもありますが

面白い作品なので、お勧め度高いです。