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BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」あらすじと感想

海外ドラマ

私が、BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」をご紹介したい理由。

 

ミステリーの女王”として名高いイギリスの女流作家アガサ・クリスティー原作の衝撃ミステリー

アガサ・クリスティーの魅力にはまってから、かなりの数の作品を読んでいます。

 

特に、「そして誰もいないくなった」はトリックに驚かされた作品で、面白いトリックを

是非、知って頂きたく、ご紹介させて頂きます。

 

BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」とは?

アガサ・クリスティ誕生125周年を記念してBBCが企画した作品。

 

全世界で1億部以上を売り上げ、何度も映像化・舞台化されてきた不朽の名作を

2015年にイギリスBBCがリメイク。

 

舞台は1939年のイギリス。

謎の人物から孤島の邸宅に招待された10人の男女が、童謡「10人の兵隊」

の歌詞の通りに、次々と殺されていく。

 

彼らしかいないはずの島のどこかに殺人鬼が潜んでいるのか。

それとも、彼らの中の誰かが犯人なのか。

 

繰り返される惨劇の中で、次第に追い詰められていく登場人物たち。

互いを疑い、さらには自分が過去に犯した罪の記憶にも苛まれる。

 

巧みなトリックと極限状態にある人間の心理を見事に描いた傑作ドラマです。

ラストに待ち受ける、衝撃の結末とは!?

BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」登場人物

オーエン夫妻

兵隊島の持ち主。英語表記では、U. N. Owen

アンソニー・マーストン

軽薄な印象を与える青年。島での1人目の死亡者

エセル・ロジャーズ

雇われた料理人。トマスの妻。島での2人目の死亡者

ジョン・マッカーサー

退役した老将軍。島での3人目の死亡者

トマス・ロジャーズ

雇われた使用人。エセルの夫。島での4人目の死亡者

エミリー・ブレント

信仰のあつい老婦人。島での5人目の死亡者

ロレンス・ウォーグレイヴ

判事。島での6人目の死亡者

エドワード・アームストロング

ロンドンの医師。島での7人目の死亡者

ウィリアム・ブロア

元警部の探偵。島での8人目の死亡者

フィリップ・ロンバード

元陸軍大尉。島での9人目の死亡者

ヴェラ・クレイソーン

家庭教師を職業とする娘。島での10人目の死亡者

 

BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」あらすじ

第1話「予知」

1939年8月のイギリス、デヴォン州。

オーエン夫妻から招待を受け、“兵隊島”の邸宅を訪れた男女8人は、

執事のロジャーズ夫妻に迎えられる。

邸宅の各部屋には童謡「10人の兵隊」の詩が飾られ、食卓には10体の人形が置かれていた。

夕食を終えた8人がくつろいでいると、突然スピーカーから謎の声が響いてきて…。

第2話「救世」

不審な死を遂げたロジャーズ夫人とマーストン

元教師のクレイソーンは童謡の詩になぞらえた殺人だと主張する。

ロジャーズ夫人が飲んだ鎮静剤をめぐり、アームストロング医師

病気を患っていたウォーグレイヴ判事が疑われるが、

死因となるような強い薬は見つからなかった。

一方ロンバードオーエンが犯人だとにらみ島内を捜索するが…。

第3話「ウェストフィールド」

童謡の詩の通りに次々と殺人が起こり、残されたのはウォーグレイヴ判事

クレイソーン、ロンバード、ブロア、アームストロング医師の5人となった。

それぞれが殺人にまつわる暗い過去を抱え疑心暗鬼を募らせるが、外は嵐で助けは呼べず…。

そして、ロンバードの消えた銃は見つからないまま、新たな殺人が起こる。

 

「10人の兵隊さん」”Ten Little Solgier Boys”

Ten little Soldier boys went out to dine;
One choked his little self and then there were nine.
10人の兵士が食事に行った。1人がのどを詰まらせて9人になった

Nine little Soldier boys sat up very late;
One overslept himself and then there were eight.
9人の兵士が夜更かしをした。1人が寝坊をして8人になった。

Eight little Soldier boys traveling in Devon ;
One said he’d stay there and then there were seven.
8人の兵士がデヴォンを旅した。1人がそこに残り7人になった。

Seven little Soldier boys chopping up sticks;
One chopped himself in halves and then there were six.
7人の兵士がまき割をした。1人が自分を真っ二つにして6人になった。

Six little Soldier boys playing with a hive;
A bumblebee stung one and then there were five.
6人の兵士がハチの巣で遊んだ。 1人が蜂に刺されて5人になった。

Five little Soldier boys going in for law;
One got into Chancery and then there were four.
5人の兵士が法律を志した。1人が大法官府に入って4人になった。

Four little Soldier boys going out to sea;。
A red herring swallowed one and then there were three.
4人の兵士が海に出掛けた。1人が燻製のニシンに飲まれて3人になった。

Three little Soldier boys walking in the zoo;
A big bear hugged one and then there were two.
3人の兵士が動物園を歩いた。1人が大きなクマに抱きしめられて2人になった。

Two little Soldier boys playing in the sun;
One got frizzled up and then there was One.
2人の兵士が日光浴をしていた。 1人が焼け焦げて1人になった。

One little Soldier boy left all alone;
He went out and hanged himself and then there were none.
1人の兵士があとに残された。自分で首を括って、そして誰もいなくなった。

 

BBCドラマミステリー「そして誰もいなくなった」感想

大好きなクリスティの作品が、BBCでドラマ化される事を

知って楽しみにしていたドラマです。

 

字幕で見たいと思っていたのを、動画配信サイト、U-NEXTで発見しました。

とに角、最後まで騙される作品です。

3話構成で、3時間ほどなのですが、飽きる事無く

一気に見てしまいました。

原作を読んだのが、もう随分前で、あまり覚えては無かったのですが

もう一度読み返してみたいと、思わせる作品でした。

 

 

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