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韓国映画「殺されたミンジュ」とは?
復讐の果てに見える人間の哀しみを
キム・ギドク監督が描いたヒューマンサスペンス。
世界三大映画祭を制した鬼才、キム・ギドクが挑んだ衝撃の群像劇。
社会で生きる者が抱える嘆きや闇を映し出した物語が、
見る者のアイデンティティを揺さぶる。
※キム・ヨンミンが1人8役に挑戦。
韓国映画「殺されたミンジュ」キャスト
韓国映画「殺されたミンジュ」あらすじ
5月のある晩、ソウル市内の市場で
女子高生ミンジュが屈強な男たちに殺害された。
しかし事件は誰にも知られないまま闇に葬り去られてしまう。
それから1年後、事件に関わった7人の容疑者のうちの1人が、
謎の武装集団に拉致される。
武装集団は容疑者を拷問して自白を強要。
その後も武装集団は変装を繰り返しながら、
容疑者たちを1人また1人と拉致していく。
そして容疑者たちの証言により、
事件の裏に潜んでいた闇が徐々に浮かび上がっていく。
韓国映画「殺されたミンジュ」感想・ネタバレ
製作総指揮から脚本・撮影・編集までをキム・ギドク監督がこなしている。
映画の冒頭では、いきなり女子高生が謎の集団に拉致され
顔をテープでぐるぐる巻きにされ、殺害される・・
うわぁ!いきなり?と思いながら鑑賞
タイトルにもなっている名前の「ミンジュ」は
「民主主義」からきているそうです。
ミンジュを殺した男たちは、快楽殺人者でもなければ
ミンジュに恨みを抱いていたわけでもないんです。
ただ単に、上から命令されたからと言う理由。
ミンジュを殺した男たちは、社会的に権力のある者たち。
謎の集団は、格差社会の象徴ともいえる人たち
社会的弱者の集団だったメンバー
●客から見下されて幼稚な逆襲をする無能なウェイターの男
●仕事をごまかしたりして上司から怒られる自動車修理工の男
●米国の名門大学を卒業するもニートな男
●不治の病に侵された妻の治療費を払うために借金をして高利貸に迫られる男
●友人にお金をだまし取られて建物取り壊し跡にテントを張って母親と住む男
●そしてアパートの一室で情夫のDVに悩まされつつカラダの関係は切れない女
日頃の鬱憤を晴らすため、社会正義を行っているメンバー
最後に明かされるのですが、殺されたミンジュは、
リーダー(マ・ドンソク)の家族だったんです。
復讐の為、社会正義を行っていた?
ミンジュは何故殺されたのか?
ミンジュが殺された原因は、明かされず、
ミンジュを殺した権力者は、すべて「上からの指示だった」で終わります。
社会へ対しての、失望や怒りをメッセージとした作品の様ですが
ラストのマ・ドンソクが撲殺されるシーンで終わるあたり
正直、韓国社会の格差の根深さを感じました。
マ・ドンソクと言うだけで、見てしまった作品で
個人的には映像がイマイチの様な感じがしたので、
お勧め度は低いかな~
コメント
「殺されたミンジュ」題名からして面白そうです。
マ・ドンソク、キム・ギドク監督という事で非常に興味を惹かれましたが…
イマイチなんですね
スルーします。
コメントありがとうございます。
監督・俳優共に魅力的なのですが、
撮影までも監督が行う事により、絵的にイマイチでしたね。
ちょっとチープな感じになってしまったのは残念です