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映画「推理作家ポー 最期の5日間」エドガー・アラン・ポーの死の謎に迫る!あらすじ・感想・ネタバレ

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映画「推理作家ポー 最期の5日間」とは

2012年 アメリカ製作

世界初の推理作家エドガー・アラン・ポーが、

自作の手口を真似る殺人鬼に挑む!

多くの謎に包まれているエドガー・アラン・ポーの死を題材に、

意外な犯人の登場までミステリー映画の醍醐味が満載。

東ヨーロッパの景色もサスペンスを盛り立てる。

「大鴉」など、他のポーの代表作も続々と登場。

ストーリーの中で、彼の小説がどのような

モチーフとして登場するのかもお楽しみ。

映画「推理作家ポー 最期の5日間」キャスト

(エドガー・アラン・ポー)
ジョン・キューザック
(エメット・フィールズ刑事)
ルーク・エヴァンス
(エミリー・ハミルトン)
アリス・イヴ
(ハミルトン大尉)
ブレンダン・グリーソン
(マドックス編集長)
ケヴィン・マクナリー
オリヴァー・ジャクソン=コーエン
ジミー・ユール
パム・フェリス
ブレンダン・コイル
エイドリアン・ローリンズ

映画「推理作家ポー 最期の5日間」あらすじ・ネタバレ

1849年、アメリカ合衆国ボルチモア。

ある夜、住民からの通報を受けたエメット・フィールズ警視は、

現場に急行するとそこでおぞましい光景を目にする。

そこには血まみれになった母娘の奇妙な遺体があった。

フィールズは遺体の様子や、現場に仕掛けられたバネ細工などから、

これがエドガー・アラン・ポーの小説『モルグ街の殺人』

を真似た殺人であると断定する。

一方、小説の作者であるポー自身は生活に困窮しており、

そんな現実から目を背けるため、今では酒浸りの毎日を送っていた。

恋人である上流階級の令嬢エミリーは、そんな彼を献身的に支えるが、

彼女の父親であるハミルトン大佐はポーのことをよく思っていなかった。

そんなポーに殺人事件の容疑をかけた警察は、彼の身柄を確保する。

しかし、その後も次々とポーの小説を真似た殺人事件が起こり、

皮肉なことにそれが彼のアリバイを証明するのだった。

自身の作品を汚されたポーは、警察に協力して犯人を追う決意をする。

次の犠牲者は、「落とし穴と振り子」に共通していた。

そして、その遺体の側に、悪魔の仮面が落ちていた為、

次の舞台は、ハミルトン陸軍大佐が開く仮面舞踏会で起こると

予測したポー。

遂に、犯人の魔の手はエミリーにまで近づいていた。

パーティ会場には、刑事やポーも張り込んでいたが

エミリーが誘拐されてしまう。

翌日、新たな事件が起きる。

その事件はポーの「マリー・ロジェの謎」をなぞらえたものであったが

唯一の違う点は、遺体の両手に血液が付着している所だった。

被害者が劇団員だった事もあり、フィールズ刑事とポーは

劇団へ急ぐ!そこで船員のモーリスの行方が分からない事を知り

ポーは、モーリスがフォルトゥナート号という船に乗船してきた事を知る。

船の名前を聞いたポーは、次の事件が「アモンティラードの樽」だと悟る。

しかし、モーリスは遺体となって発見されその遺体は、エミリーの洋服が

着せられていた。

モーリスの遺体の背中には、犯人が付けたと思われる傷があり

口の中には12:27を示す懐中時計が詰め込まれていた。

この手がかりから、エミリーが教会に監禁されていると推測し

教会へ向かうが、そこにはエミリーの空っぽの墓があった。

ポーはエミリーを助ける為、新聞に犯人へ向けたメッセージを掲載した。

「エミリーを解放すれば自分が彼女の代わりに死ぬ」

新聞が届いた朝、ポーのもとに、犯人からの手紙が届くが、

その手紙は例の挑戦状が掲載された新聞が発行される前に届いたのだ。

犯人は事前にポーからの挑戦状の内容を知っていた人物ということになる。

ポーはこの事から新聞社の編集長、ヘンリーに容疑をかける。

新聞社に急ぐと、編集長のヘンリーは遺体で発見される。

そんなポーの前に、植字工のイヴァンという男が現れる。

彼は自分が犯人であることをポーに告げ、

自分がポーの作品の大ファンと告げた上で

彼はポーに毒を飲ませる。

弱って動けない彼に延々と自分の話を語って聞かせる。

イヴァンは他の作家にも同じ事をするためにフランスへと向かっていった。

ポーの作品の「告げ口心臓」で床下に死体を埋める!事を思い出し、

ポーは最後の力を振り絞り、床下からエミリーを助け出し

彼女を救急車に乗せ、自分は1人公園へと向かう。

公園のベンチに座っていたポーに、1人の男性が声をかけてくる。

ポーはその男に、「彼の名前はレイノルズだった」と告げ息を引き取ったのだ。

その男性からポーの最後の言葉を聞いたフィールズ刑事は、

フランスへと向かい、イヴァン・レイノルズを射殺して

この猟奇的な事件は幕を降ろす。

映画「推理作家ポー 最期の5日間」感想

ポーがボルティモアの公園で瀕死の状態で発見されるまでの5日間に、

何をしていたか?

公園で瀕死の状態で発見され、その時に他人の服を着た状態で、

「レイノルズ」と意味不明な言葉を発していたとうい事実に基づいて

逆引きの様な形で映画は始まります。

19世紀を舞台にしているので、映画の中の世界では

その時代の服装や、建物の内装、街の様子などが

興味深く、この時代は全体的に暗い感じがします。

エドガー・アラン・ポーの作品のファンであれば

要所要所に出来るポーの作品に歓喜できるはず!

ポーの作品を知らない人でも、連続殺人の謎解きの

面白さにはハマると思います。

ラストで犯人との対峙のシーンが少し

あっさりしすぎてたかな?とは思いますが

全体的に、面白い作品でした。

コメント

  1. これ前に観た記憶があります。
    確かに、面白かった覚えがあります。
    こういう系の映画好きなんですよね。

  2. ダメうさぎ より:

    コメントありがとうございます。
    この作品は面白かったですね

    ポーの作品の描写が要所要所で出てくるので
    ファンには、面白い作品になっていました。