映画「ドント・ブリーズ」続編を観る前に、振り返っておきたい！あらすじ・ネタバレ・感想

映画「ドント・ブリーズ」あらすじ・ネタバレ

舞台はデトロイトのゴーストタウン化した住宅街。

孤独な盲目の老人が大金を隠し持っているとの情報を得た若い男女3人が、

真夜中に泥棒計画を実行する。

街を出るための資金が必要なロッキーは、

恋人マニー、友人アレックスと共に、

大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。

だが、老人（スティーヴン・ラング）は、

驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。

アレックスの父は、リミナル・ホームセキュリティ

という会社を経営してる為、顧客の家の鍵を保管していた。

アレックスが家の鍵を持ち出して、

その鍵を使って3人は目当ての家に忍び込むが、

その家は、陸軍の退役軍人で盲目の老人。

数年前その老人の娘が、金持ちの娘の運転する車に

撥ねられて死亡し多額の示談金を持っていると予想する。

今度の仕事がうまくいけば、家を出てカリフォルニア州へ

行こうと考えているロッキー。幼い妹と一緒に家を出る

決意をしていました。

午前2時。

3人は盲目の老人宅へ行き、老人の飼い犬に睡眠薬入りの餌をやり眠らせる。

錠前は4つありますが、アレックスが持っていたのは1つだけ？

アレックスはリモコンで警報を解除できる機械を持っていました。

一定時間内にセキュリティの警報解除をしないと、

通報されて警官がやってくる仕組になっています。

リモコンで警報解除をし、鍵を開けましたが、扉は開かず、

中からボルトで固定されている様子。

ロッキーが上にある窓から侵入し、クレセント錠を開けて中へ侵入すると、

警報を解除してアレックスとマネーを招き入れる事に成功する。

マネーは盲目の老人を侮って、ライトをつけて探しました。

1階をロッキーとアレックスが物色し、マネーは2階を探します。

マネーは睡眠ガスを老人の部屋に流しこもうとして、

ペットボトルに水を入れ、穴を開けていると、

その物音で老人が起きてしまう。

しかし、ベッドの上に上半身を起こした老人は、テレビを消して

再び横たわり、ホッとするマネー。

老人の部屋の隣室に、ひときわ大きな錠がかけられた部屋があり

ここに現金があると思い込む３人。

マネーは錠を撃ち抜こうと、9mmの自動拳銃を取り出す。

錠を外す為、ペットボトルを消音器代わりにして銃弾を鍵に撃ちこむ

その音で、隣室の老人が起き出してくる。

睡眠ガスを吸って熟睡しているはずと思い込んでいただけに、

ロッキーとマネーは驚く。

2人は音を立てずに、じっと静止したが、老人が外れた錠を踏み

侵入者がいることに気づいてしまう。

仕方なくマネーが声を出し、老人に対して「金は頂く」と言うが、

老人はゆっくり近づいてくる。

マネーは銃を構えて老人に向けていましたが、

老人はマネーに近づくと、マネーが銃を持つ手を押さえ、

反対側の手でマネーの首を絞め上げる。

老人はマネーに「お前ら、何人だ？」と質問！

マネーは「1人だ。俺だけだよ。帰らせてくれ、頼む」と答えるが、

答えを得ると、老人は躊躇なくマネーを射殺！

驚いたロッキーは悲鳴をあげそうになりましたが、

口を塞いで我慢した！

アレックスは、発砲音を聞きつけておそるおそる戻ってる

老人は盲目でありながら部屋の家具にぶつかることなく、

施錠を確認し、見回りを続け、洗面所の窓が壊されて

侵入口になっていると気づいた老人は、窓に木材を打ちつけて補強する。

ロッキーはスマホで「老人がマネーを撃ったこと」を

アレックスに知らせました。

やっと、アレックスは状況を掴むが・・・。

老人は寝室の奥のクローゼット（ロッキーの隠れている場所）に来て隠し金庫を

確認し、ロッキーが見ているのを知らない老人は

暗証番号を入力して金庫を開け、現金が盗まれていないことを確認。

その後、また老人は見回りに向かう。

ロッキーはアレックスの口をふさいで、黙って金庫を開け、

中の金を袋にしまい始めるが、現金は、100万ドル（約1億1000万円）ほど！

金を得たロッキーとアレックスは、地下室から逃げる為、移動する。

地下室の一角には、なんと幽閉された女性が？

女性は、老人の娘を轢き殺したシンディ・ロバーツだった。

裁判で無罪を言い渡されたが、娘を殺された老人によって監禁されていた。

ロッキーはシンディの拘束を解き、アレックスとともに

3人で逃げようと考えたが・・・

外で待機していた老人に先回りされていた・・

地下室に侵入者が移動していると気づいた老人は、銃を持ち

1発目は当たらず、2発目はロッキーのスマホに当たり、

3発目はシンディの左頬を撃ち抜き、シンディは即死。

老人は触って確認し、シンディが死んだと知って

「ベイビー」叫び号泣する。

老人は地下の脱出口を閉め、内側から鍵をかけ

ブレーカーを落とし、屋敷中を停電に！

盲目の老人に有利な暗闇の中、逃げるロッキーとアレックス。

ロッキーは棚ごしに首を絞められますが、棚が倒れ

危機一髪で、逃れます。

アレックスはロッキーに鍵を開ける役を頼むが、

中々カギは開かず、その間に犬が襲い掛かります。

2人は2階へ逃げるが、窓は全て鉄格子が入っており

逃げれず！

ロッキーを小さな通風口に逃がしたアレックスは、

犬に襲われて柵ごと窓の外へ落ち、気絶したアレックス！

アレックスは気絶から目が覚めて、少しずつ移動しようとしますが、

老人が2階から銃弾を撃ち込む！

通風口をひたすら這って進んでいたロッキーは、

竪穴状になったところで、1階と2階の間の外への通風口をあけようと

していたが、音で老人に気付かれ、部屋の中へひきずりおろされ、

蹴られて顔を殴られ、首を絞め付けられて気絶してしまう。

気絶から目を覚ましたロッキーは、

自分が後ろ手に手錠をかけられているのに気が付く。

そこは、先ほどまでシンディが拘束されていた場所だった。

シンディは老人の子を出産する代わりに、

出産すれば解放するという条件を提示されていたのだった。

老人はロッキーに「償ってもらう」と言い、

老人は冷凍庫から冷凍精子を出し、解凍しそれをロッキーに人工授精

しようとしていた。

老人はロッキーにも、子どもさえ産めば解放してやると約束する。

「9か月経てば、元の生活に戻してやる」と言う老人を

背後からハンマーでアレックスが襲い、

ロッキーの手錠を外して老人に取りつける。

バッグとリモコンを取り戻したアレックスとロッキーに、

老人が取引を持ちかける。

金はロッキーとアレックスに渡す代わりに

沈黙を守ってくれと言います。

アレックスも、警察沙汰にしたくないので了解するが

素早く手錠を外した老人に、アレックスが胸を撃たれ、

ロッキーは外に逃げる。

敷地外へ出たロッキーは無事に逃げおおせたと思ったが、

そこへ犬が追いかけてくる。

乗ってきた車に入りこむロッキーだったが、

犬に襲われたときにバッグを車の外に落としてしまう。

犬を車に閉じ込める事に成功したロッキーは、

カバンを拾い、逃げようとした瞬間に

老人に後ろから殴られ気を失う。

出血したロッキーは、そのまま老人に車道を引きずられていく

（ここは、オープニングで流れていた映像）

ロッキーが目を覚ますと老人の家の中、視線の先には

警報を鳴らすリモコン。

緊急モードのスイッチを入れるロッキー！

警報があたりに響き渡り、老人はその音に驚き銃を乱射！

弾切れの老人をロッキーがハンマーで逆襲する。

老人は地下室へと落ちて行った。

その隙をついて、ロッキーはカバンを持ち逃げる。

逃走資金を得たロッキーは、妹・ディディを連れて

ロサンゼルス行きの列車をカフェで待っていた。

待ち時間をつぶすロッキーの耳に、

盲目の老人のニュースが入ってくる。

「2人の強盗が老人を襲撃、老人が2人を撃退」

「老人は負傷したものの無事で、すぐに退院できそう」

と聞いたロッキーは愕然としますが、

「被害はない」という言葉を聞き、

老人と交わした取引がまだ有効なのだと気づきます。

（ロッキーに金は全部やるからシンディのことは黙っておけという条件を、

老人が提示していることが、ラストのニュースで明らかになる）

映画「ドント・ブリーズ」感想

退役軍人の盲目の老人、最強すぎて怖い・・・

とに角鋭い感覚で、強盗に入った若者を

追い詰めていく様も普通のホラーにはない怖さがあります。

娘をひき殺され、完全に狂った？としか思えないような

老人の行動には、同情の余地は無い様な気もしますが

安易に強盗に入る３人組も・・・自業自得の様な気もします。

ちょっとおバカな強盗３人とサイコの老人の闘いは

老人の家と言う立地もあり、強盗には不利になっていきます。

逃げれそうで、逃げられない・・・

ドキドキの連続で、あっと言う間にエンディングと言う感じでした。

続編は、一体どんな展開になるのか？興味深々です。

続編を観る前に、老人の情報を覚えておくのも良いかもしれないです。