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海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」とは?
1984年イギリス製作のTVドラマ
原作に忠実であることを意識して作られており、
物語の背景となる19世紀ヴィクトリア朝の、
古く重厚な趣きあるロンドンを再現している。
また鹿撃ち帽にインバネスコートといったホームズお馴染みの姿は
原作発表当時のイラストレーターだったシドニー・パジェットの創作であることから
本作では姿を見せない等、徹底している。
ただし、鹿撃ち帽単独では、ロンドン市内を出る
大きな外出の時によく使われている。
海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」キャスト
シャーロック・ホームズ(ジェレミー・ブレット)
世界で最も高名な探偵。常に知的刺激を求めることが最優先とし世間的には変人の類である。
風変わりな事件の捜査には寝食を惜しんで当たるが、何事もなく退屈をもてあますとワガママになって荒れ、
コカインに手を出す悪癖を持つ(NHK放映版では負の側面がほぼ全てカットされている)。
本質は騎士道精神に満ちあふれた礼儀正しい紳士で友情にも非常に厚い。
相棒のワトスンに人間的に全幅の信頼を置いている(知性に関してはその限りでない)。
趣味でバイオリンの演奏をするときもある。
※ ジェレミーブ・レッドについて
ジェレミー・ブレットは舞台の名優であり、エキセントリックかつ紳士という
複雑なホームズ像を見事に表現。最高のホームズ役者として今なお知られている。
役の重圧、妻の死去による双極性障害の悪化などから、
幾度も降板の意志を示していたが、要望に応え続投。
後期シリーズでは幼少時のリウマチ熱により弱っていた心臓の状態を
喫煙や双極性障害の治療薬の副作用などで悪化させ、
更に心臓病の薬の副作用で太ってしまうなど体調の芳しくない中、
撮影途中で倒れてしまう事態に陥る。
結局、第6シリーズ終了後心臓麻痺で死去。
原作全てを映像化という本シリーズファンの夢は途絶えた。
ジョン・H・ワトスン
第1・2シリーズ(デビッド・バーク)
第3シリーズ以降(エドワード・ハードウィック)
ホームズの同居人かつ唯一無二の親友であり、話の語り手である医師。
インドでの軍医経験があるが負傷して帰国し、友人を介してホームズと知り合う。
奔放なホームズに悩まされることも多いが、常に友情と尊敬の念で彼を見守る。
ホームズ曰く最高の相棒である。
原作では結婚後開業医としてホームズとの同居生活に終止符を打つが、
本作ではドラマ製作の都合から未婚のまま同居を続けている。
ハドスン夫人(ロザリー・ウィリアムズ)
ホームズが下宿するベーカー街221Bの家主。奔放な下宿人に相当手を焼いている。
とは言えホームズの金払いの良さ、また彼が尊敬できる人物であることから、
母のような立場で彼を見守っている。
事件解決のためホームズが仮病を使った時、朝まで帰ってこなかった時などは
心底から心配している描写が見られ、本作の人間関係の暖かさを象徴している。
レストレード警部(コリン・ジェボンズ)
ロンドン警視庁(通称スコットランド・ヤード)の警部。
ある時はホームズに敵愾心を燃やして対抗し、ある時は目の前で
ホームズの才能を見せ付けられて賛嘆する。
役人らしく尊大なところはあるが、自分の手に余る難事件の相談をもちかけに
ベーカー街の2人を訪ねることもある。
ホームズが名声に興味を示さない気質のために、事件解決の手柄を譲り受けている。
ジェームズ・モリアーティ教授(エリック・ポーター)
シャーロック・ホームズ最大の敵。
天才数学者という表の顔を持ちながら、ロンドンひいては欧州の犯罪を影で糸引く怪人物。
ホームズの度重なる妨害に業を煮やし、彼の抹殺に乗り出す。
本作においては、原作での初登場作となる「最後の事件」以前に放映された
「赤毛同盟」において登場する。
わずか2話のみの登場ながら、原作の挿絵にもよく似ている風貌の
エリック・ポーターの重厚な演技により、
いわば急遽登場したホームズの仇敵に恐ろしいまでの現実感が与えられた。
海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」まとめ
TVでシャーロックが放映されるなど、原作(原作者コナン・ドイル)から100年以上が経過
してるにも関わらず、根強い人気の作品。
英国グラナダTV制作の人気シリーズ。
ジェレミー・ブレット演じるホームズは原作イメージに最も近いと評価され、
世界中のシャーロキアンに今日まで愛され続けている。
原作に忠実なこのドラマは、やはり面白い。
主演のジェレミー・ブレットのホームズが最高!
ファンであり続ける証に、記事を残しておきたいと思い
書き上げる事にしました。
次の記事で、「シャーロック・ホームズの冒険」の各話の
あらすじをまとめて、UPしていきたいと思っています。
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