映画「スリーピング ビューティー 眠り姫と悪魔の館」名優の孫と名女優の娘が気になる！あらすじ・感想・ネタバレ

映画「スリーピング ビューティー 眠り姫と悪魔の館」あらすじ

人目をはばかるように画家生活を送っているトーマスは、

眠り続ける謎の美女に遭遇し助けを求められるという悪夢に悩まされていた。

ある日彼の下に連絡が入り、先祖代々受け継がれた豪邸を引き継ぐことになるが、

その家は悪夢に出てくるあの屋敷だった…。

相続と共に、伯父からの手紙があり、その中には、

その屋敷は今までカイザー家の者が代々受け継いでいる屋敷で、

「カイザー家の呪いであり、祝福である」

「カイザー家の血筋の者は入れるが、地下の隠し部屋には入るな」

「部屋のものは、決して外部の人間に渡すな」

注意事項も書かれていました。

屋敷の鍵をバールでこじ開けて入ってみると、

室内のありとあらゆる場所に、多数のマネキンが置かれており、

人間と見間違えそうになります。

屋敷全体が荒れており、廃墟同然！

2階から物音と光が見えたので、トーマスが近づくと、

若い女性がいました。

トーマスに鍵を渡すためにいた、不動産業者の若い女性・リンダです。

リンダは「来週、おおよその見積もりの査定が出ます」と言い、

トーマスに鍵を渡しました。

その日の夜、トーマスは又悪夢を見ています。

※ここからが、トーマスの夢

眠り姫に近寄ったトーマスは、もう頭痛に悩まされず、

眠り姫に接近できます。

姫の髪にキスをすると、眠り姫はめざめました。

その様子は、とても夢とは思えないリアルなものでした。

姫は「ブライアー・ローズ」と名乗ります。

ローズが言うには、夢の中でトーマスもローズも接点を持っており、

現実世界でもごく近くにいるだろうとのことです。

頭の中で同じ夢を共有しているようでした。

ローズと改めてキスしていると、背後から獣のような声が聞こえ、

トーマスは目覚めます。

夢の内容にどきどきしたトーマスは、

ベッドの中から怪物が出て来て襲われる…という夢を見ました。

※ここまでが、トーマスの夢

トーマスは役場へ行き、カイザー家の屋敷について調査しました。

一番古い記録は1876年の、ジェイコブという男性からの登記の記録です。

登記の書類の中に、走り書きのメモが入っていました。

その筆跡は先日屋敷で会った、リンダという女性のものだとトーマスは気付きます。

リンダを呼び出して役場で調べたことを話し、

ファイルの中にメモがあったことを告げたトーマスは、

何を調べているのか質問しました。

リンダは「私の兄・ルークが失踪した。カイザーの屋敷では、

125年間で53人が失踪している。」と言います。

トーマスは、早く屋敷を売り払いたいことを告げますが、

直後、パニック発作を起こして倒れました。

リンダはトーマスを病院へ連れて行った後、屋敷に連れて行きます。

※発作中のトーマスの夢

トーマスは前回目覚めたローズと、夢の中で会います。

「『ベールの悪霊』の呪いを解かないと、屋敷から離れられない。

カイザーの血を持つ者だけが、私を蘇らせることができるのだ」

とローズが言いました…。

屋敷に戻ったトーマスとリンダは

謎とされる地下室へ、入ってしまいます。

その中には、糸巻き機の絵が描かれた、分厚い日記がありました。

マネキンに襲われながらも、振り払って部屋を脱出！

それを持って、屋敷から出るリンダとトーマス。

屋敷にリンダが呼び出していた

初老の男性リチャード・マイヤーズ（オカルト専門家）

と会い、逃げ出します。

この世界には「天使」「人間」「ジン」

の3種類で構成されているそうです。

ジンとは火から造られた、いわば「精霊」です。

人やモノに自在に変化できるそうで、

それが今回の呪いの元凶ではないかとリチャードは話しました。

分厚い日記には、イラストもあり、その絵はヨルダンの古文書にもある、

「シェイタン・アル・アヤルシバ」訳すと「ベールの悪霊」

謎の言語部分を解読するため、リンダの元カレ

ダニエルに話し、最優先で解読を頼みました。

ダニエルは日記部分をスキャンし、解読を始めます。

解読は途中ですが、十字軍の資料の中に、

カイザー家にまつわる記述があった。

『私、ウィリアム・カイザーは、一族に永遠の業を負わせた。

イブリースに処女の花嫁を捧げた』

この「イブリース」というのは悪魔のことで、ブライアー・ローズは悪魔に狙われて、

ジンの呪いで永遠の眠りにつき、ベールの悪霊がその見張りをしているのではないかと、

トーマスたちは推測しました。

屋敷へ戻ったトーマス達は、秘密の部屋へ！

秘密の部屋の奥には、ベールの悪霊がいました。

爪の長い女性で、糸巻き機を使っています。

リチャードとリンダがベールの悪霊の注意を惹きつけ、

その間にトーマスはローズを目覚めさせるという打ち合わせをしました。

リチャードとリンダが立ち向かうと、ベールの悪霊以外にも、

13人のジンがいると悪霊が言います。

「ベールの悪魔」が屋敷の守護者で、悪魔の復活を阻止すべく守っていた！？

トーマスが奥の部屋へ行くと、棺のような形をした檻に、

ローズが眠っていました。

トーマスは檻を開き、ローズにキスしますが、変化はありません。

ふと思いつき、トーマスがローズの唇に自分の血をつけると、

ローズは目覚め、「ありがとう」と言います。

次の瞬間、ローズの目がすべて黒眼になりました。

トーマスが起こしたローズこそが、真の悪魔だったのです。

ローズ（悪魔）はトーマスの魂を奪うと、どこかへ消えました。

その頃、解読を終えたダニエルは恐ろしい事実を知ります。

カイザー家は代々悪霊に呪われており、

悪霊を目覚めさせると世界の終末がやってくる！

しかし、この時はすでに、ローズが目覚めた後！

これから、世界は終末を迎えます・・・

映画「スリーピング ビューティー 眠り姫と悪魔の館」感想

オリビア・ハッセーの娘であるインディア・アイズリーが

眠り姫に扮しているのですが、

眠り姫と言う設定にしては、かなりケバイ？(笑)

超濃い～～化粧に、半端ないつけまつげ！

ゴスロリ？とか思うほどです！

このビジュアルも、映画の最後では納得？なのですが。。

注目したのは、名優グレゴリー・ペックの孫の

イーサン・ペック！この役者さんは、スタートレックの

スポック役でも出ておられましたね～

映画の全体的な印象としては、話の筋はある程度わかるけど

テンポが悪い！早送りでみたいぐらい！

屋敷の中は不気味で、それなりにホラー感はありましたが

ファンタジーはどこいった？中途半端感は否めません。

そして、バッドエンド！

個人的にはこのバッドエンド！って感じで

ぶつっ！と切れた感じの終わり方は好きだったかも～

評価としてはイマイチですが、自粛生活の暇つぶしには良いかも？