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映画「エスケーピング・マッドハウス」精神病院への潜入調査を元ネタにしたスリラー!あらすじ・感想・ネタバレ

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映画「エスケーピング・マッドハウス」とは?

2019年 アメリカ製作

記憶をなくした患者の正体は記者!?

「私はネリー・ブラウン」。

ニューヨークのブラックウェル島精神科病院に収容された女性が

唯一覚えていたのは自分の名前。

この彼女の正体は、不穏な噂がある精神科病院の実態を

潜入取材しようと試みた記者だった!

しかし真実が世に暴かれようとした時、壮絶な仕打ちが彼女を待ち受ける!

映画「エスケーピング・マッドハウス」キャスト

クリスティーナ・リッチ

ジュディス・ライト

ジョシュ・ボウマン

映画「エスケーピング・マッドハウス」あらすじ

1887年、ニューヨーク。ブラックウェルズ島(現ルーズベルト島)の精神病院に、

ネリー・ブラウンという自分の名前しか覚えていない

女性(クリスティーナ・リッチ)が連れてこられる。

記憶がない以外は正気の彼女は病院を出ようとするが、

ジョサイア医師の説得により記憶の回復までは残ることに。

しかし、精神を病んでいるはずの周囲の患者たちの多くもまた

正気であることに気付き、グラディ寮長による「しつけ」

と称した治療行為こそが問題であると考えるようになる。

この「しつけ」という治療行為が大変なもので、

血の浄化のためにヒルを用い、「シラミの駆除」と称して髪の毛を切る。

一番恐ろしいのは、水治療(溺死寸前まで水に浸からせる)

によって記憶を失い、またいくつかの薬物投与によって

思考能力を衰えさす事。

彼女がいま一度記憶を消される処置を受けようとしたとき、

バーソロミュー・ドリスコルが駆けつけて彼女を助けた。

施設には立ち入り検査が入り、ジョサイア医師が患者と性交渉を持った罪で

何度も追放処分になっていることも明らかになった。

ネリーの本当の名は、ネリー・ブライだった。

彼女はこの顛末を本にまとめる。

映画「エスケーピング・マッドハウス」感想

実在した女性記者ネリー・ブライが、疑惑の多いブラックウェル島の

精神病院に潜入取材と称して入院した時の内容をしたためた

「精神病院での10日間」という本に書かれていたものです。

命がけで精神病院の闇を暴き、改善させた実話が基になっています。

映画は、全体的に残酷描写は抑えられたものになっていますが、

精神病院内での、患者の様子やグラディ寮長のキャラクターが

陰湿な精神病院の実態を盛り上げていきます。

精神病院と言う所が、いかに人権無視の場所だったかは

名作「カッコーの巣の上で」にも描かれていた通り

非常におぞましい場所であり、普通の精神状態を持っていても

おかしくなってしまうような様が良く描かれています。

実話をベースにした、映画なのでそれなりのリアリティはあったかな?

残念ながら、精神病院を扱った映画の中では

やはり、名作「カッコーの巣の上で」に及ぶものではありませんでした。

主人公のネイリー・ブライについて少し触れると

※ネリー・ブライ※

アメリカの女性記者で、最初期の調査ジャーナリストであり、

暴露報道の開拓者としてニューヨーク・ワールド紙などで記事を執筆した。

秘密を調査し暴露するという手法は彼女のトレードマークとなった

1889年から1890年にかけて、ジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』を

モデルとして実際にリポーターを

世界一周させるという企画のリポーターを担当した。

非常にすぐれた女性だった事が良く分かります。

当時の精神病院のひどさを少しでも覗いてみるのに

良い映画かもしれません。

コメント

  1. いやこれマジで好みの作品です。
    ブログ的にも非常に良い題材!
    今はAmazonプライムビデオ解約中ですが、近いうちに復活する予定なので観てみます!
    ご紹介ありがとうございます。

    • ダメうさぎダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      実話が基になった映画ってやっぱり面白いですよね
      脚色してても、やっぱり重みは出ますね
      アマゾン復活したら是非~

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