韓国映画「記憶の夜」ミステリー要素の強いホラー？あらすじ・感想・ネタバレ

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【記憶の夜】Netflix：絶対惜しいどんでん返し韓国映画！

本日は、2017年の韓国映画「記憶の夜」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。 「記憶の夜 」はNetflixオリジナル映画で、拉致された後に記憶を失って変わってしまった兄と、そんな兄を疑ううちに

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韓国映画「記憶の夜」とは？

2017年製作の韓国映画

誘拐された兄が、19日間の記憶を失ったまま帰って来た！

大好きだった兄！しかし、何かが違う？

一体、兄の身に何が起こったのか？

兄の秘密を探る弟がたどり着いた結末とは？

韓国映画「記憶の夜」キャスト

カン・ハヌル（兄思いの弟・ジンソク）

キム・ムヨル（優しい兄・ユソク）

ナ・ヨンヒ（母親）

ムン・ソングン（父親）

韓国映画「記憶の夜」あらすじ・ネタバレ

父・母・兄・弟　家族4人は新しい家に引っ越しの為

車に乗っています。

母に寄りかかり、眠る弟。

引っ越し先の大きな洋館風の家に到着。

その時、弟は何故かその家に見覚えがあるような

感覚に陥ります。

引っ越し中、業者が何か言いかけたのを兄が遮ります！？

兄（ユソク）は成績優秀、スポーツも万能！自慢の兄です。

1年前の交通事故で、左足を引きずっている。

弟（ジンソク）は、精神疾患を患い、薬も服用中だが

受験の為、猛勉強中！（現在二浪中）

引っ越し先では、兄と弟が同じ部屋になり、

この家には、入ってはいけない部屋があると

父親から伝えられます。

ここは、前の住人が荷物を残しているので入ってはいけない

と言う理由。

夜になると、誰も居ないはずの部屋から妙な音が・・・

ある雨の夜、散歩に出かけた兄弟ですが、兄が用事があると

先に家に帰る途中、何者かに車に押し込められ、拉致される

現場を、弟が見てしまいます。

とっさに車のナンバーを覚えたジンソクですが、警察で

そのナンバーが存在しない事が判明してしまいます。

誘拐された兄を心配する家族。

しかし、兄は19日後に何事もなかったように家に戻って来ます。

しかし、どこか変？

兄は、誘拐されていた時の記憶が全くなかったのです。

ある夜、兄ユソクが1人で外出するのを弟ジンソクがこっそりと

後をつけます。

家を出た兄は、足を引きずる事も無く、たばこを吸い、

優しい兄とは思えない口調で誰かと話をしています。

その様子を見た、弟は驚き、母に兄の様子が変だと言う事を

告げるのですが・・・・

母も又、様子がおかしくなります。

家に居る事が怖くなったジンソクは交番に駆け込みます。

以下ネタバレ

ジンソクが交番で年を21歳だと言い張ると

警官たちが怪訝そうな表情を・・？

実は、ジンソクは41歳のおじさんだったんです。

ジンソクは精神疾患から現実が分からなくなっており、

過去に殺人事件を犯したジンソクはその後幻想の中を生きていた！

ジンソクが家族と引っ越した家は、過去にジンソクが殺人事件を

起こした家で、開かずの部屋は、殺人現場！

優しい兄だと思っていたユソクは実は、殺人事件の唯一の生き残り。

勿論、母も父も偽物。

ユソクは、ジンソクに殺人事件を思い出させ、

ジンソクに殺人を依頼した本当の犯人を捜すつもりだった。

全てを思い出したジンソクですが、その記憶は

ユソクにとっても非常に辛い結果でした。

ラストシーンでは、辛い過去を持つ2人が、最も幸せだった時に

繋がっていた思い出が、語られます。

韓国映画「記憶の夜」感想

予想を覆すような出来事が物語の

後半にたたみかけて来ます。

そして、この驚くような結末には、前半に

かなりの伏線がありました。

1997年が舞台になっているはずなのに、

本当は2017年。

引っ越しの家の中には、しっかりと1997年のカレンダー。

そして、引っ越し業者の何気ない一言を

兄が遮った瞬間。

本当は41歳の弟が自分より随分と若い兄を「兄」だと言ったので

引っ越し業者は不振に思う？

弟に悟られないように、兄が話を遮ったのです。

伏線は物語の後半になり、「あっ！」「なるほど！」

繋がっては来るのですが、少しドタバタで終わった感もあります。

前半、記憶喪失の兄がおかしい！ミステリー要素が満載だと

思い見始めるのですが、結果は・・・。

先が読めてしまって、ちょっと興ざめ感が否めません。

弟が殺人に至るまでの心境や、経済的な事など、

細かい描写がありましたが、1997年に起きた

韓国の経済危機が軸になっている様で

結局は、社会派映画？となるのかも？疑問もいっぱいでした。

主演の兄・弟の演技力は素晴らしく、

人格の使い分けはすごい！って思えますので

役者さんの力だけで、引っ張った映画かも？

個人的には、前半は面白く、後半は・・・・。お勧め度は低めです。