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ディレクターズカット版だったので、ポイントでみてみました。
ブロサー仲間のいごっそう612さんもご紹介されています。
映画「ミッドサマー」ディレクターズカット版とは?
祝祭の果てに待つものは…。
未公開シーンを追加したディレクターズカット版!
『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督の第2作。
白夜の太陽と色とりどりの花々に彩られた美しい祝祭が、
想像を絶する悪夢へと変貌していく物語はトラウマもの。
171分と言う長い映画ですが、結構ドキドキしながら見てました。
映画「ミッドサマー」ディレクターズカット版 キャスト
映画「ミッドサマー」ディレクターズカット版 あらすじ・ネタバレ
不慮の事故で家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人とともに、
恋人同士のダニー(フローレンス・ピュー)と
クリスチャン(ジャック・レイナー)の関係は冷めつつあった中での
旅行の計画。
夏至祭は、ペレの親族が行う9日間の大饗演で出し物や儀式をするのだと
説明を受け、ペレの地元であるスウェーデンへの旅行出発する。
花が咲き、白い服を着た人々が出迎え、
牛や犬があたりで自由にしており、笛を吹く人々がいる穏やかな雰囲気。
村人たちがRを横にしたような形で全員が並んで座っている。
男性が問いかけと呼ばれる声を唱えると全員で声を合わせた。
宿舎に案内される一行。天井が高く壁や天井柱まで絵が描かれている。
一角には歴代のクイーンたちの写真が飾られていた。
翌朝になり、村人たち全員で席に着く。
端に座る人が食事を始めてから全員食べ始める不思議な光景。
テーブルの端に座っていた年老いた男女ふたりが立ち上がり
小さなグラスに入った飲み物を、皆で飲み干した。
白い岩壁の下に集まった村人とダニーたち。
アッテストゥパンが始まる!
全員が見つめる中、崖の上から老女は飛び降りて死んだ。
続いて老いた男も飛び降りた。
男は落ちたが足を負っただけで死ねず苦しんでいた。
ハンマーを持った男女数名が男の頭を何度もたたきつけてつぶす。
ホルガ(その地の民)での生命のサイクルを遂げて、
これから生まれる者に命を与える古くから伝わる習慣で
彼等にとって喜びなのだと説明するシヴ。
ダニーは帰ろうと支度をはじめるが、ペレに引き止められる。
コニーとサイモンが消えた夕食。
村人のひとりが「ふたりは一緒に駅に行った」と言うが・・・
ダニーは調理場で夕食の、肉のパイの調理を手伝う。
クリスチャンが食べていたパイから陰毛が出て吐き出し、
飲み物はクリスチャンのものだけ違う色をしていた・・・
女王を決める為の、女性たちの集まりに参加するダニー。
競争の為のお茶を飲むと足から草が生えて見えた。
踊り続けられたものが勝利する!
女性たちと手を繋いで踊りまわるダニーだったが、
その間クリスチャンはシヴの元へ。
小屋の中に通され、占星術的に理想の相手だから
一度だけマヤと交われと言われる。
性の儀式を見ることが出来るという言葉につられるクリスチャン。
最後の1人に残ったダニーは女王になった!
村人全員から祝福されるダニー。
クリスチャンはローブに着替え、
精力の為だという煙を吸い込んで室内に入る。
そこでは裸の数人の女性が裸で
草花の上に横たわるマヤを取り囲んでいた。
性の儀式が行われ、それを見てしまったダニー。
儀式を終えて逃げ出したクリスチャンは畑から足が突き出ているのを見つける。
パニックになったクリスチャンが駆け込んだ鶏小屋の中には、
皮膚を背中から開かれ宙づりになったサイモンがいた。
逃げようとするクリスチャンだったが、すぐに粉で眠らされてしまった。
最後の儀式が始まろうとしていた。
9人の生贄を捧げる説明をする村人。
うちふたりはアッテストゥパンで死んだ老人。
村人以外からはサイモン、コニー、マーク、ジョシュ。
あと2人は立候補したイングマールとウルフという村人の男性。
そしてもうひとりは女王が決めることになっていた。
候補者は、クリスチャンが村人の中から抽選で選んだ男性どちらか。
選ばれたのは・・・クリスチャン。
神殿の中に運び込まれる生贄たち。
そしてクマの体の中に生きたまま入れられた
クリスチャンが真ん中に座らされた。
神殿に火が付き、燃え盛る。
ほかの村人たちはそれを外から見ながら、全身を使って苦しみもがく動作を見せていた。
ダニーは燃える神殿を見ながら微笑む・・・end
映画「ミッドサマー」ディレクターズカット版 感想
ホラー映画なの?と思って見ていましたが
全く違っていました。
全体的に、凄く明るいんです。
映像が明るくて、綺麗な花畑や、爽やかなイメージの中
ドンドンと恐ろしい方向に話が進んで行きます。
最初のアッテストゥパンによる自殺。
ここは、かなり衝撃的でした。
ホルガでは小さな共同体で、ある程度バランスの良い人口を保つために
人の生死を調整しています。
この映画でのホルガの考え方
「人間には四季があり、72歳で終わる。」
「アッテストゥパンにより生まれ変わる。」
「死者は新しい命として生き返る。」
監督についておもう事がありました。
家族の崩壊とカルト宗教を題材にした映画では
最近の中では、群を抜いてる表現力だと言わざるをえません。
映画「ヘレディタリー継承」でもそうでした。
主演女優のフローレンス・ピュー
彼女の変化にも驚きを隠せません。
映画の中盤まで、女王になるまでのダニーは
どちらかと言うと、冴えないイメージで美しさも感じない。
しかし、女王になってからのダニーは、美しさも気高さも備えています。
ダニーを演じ切れるのは、フローレンス・ピュー だけなんだろう!と納得!
本作のラストシーンについては様々な解釈がなされているが、
アスター監督は「ダニーは狂気に堕ちた者だけが味わえる喜びに屈した。
ダニーは自己を完全に失い、ついに自由を得た。それは恐ろしいことでもあり、
美しいことでもある」と脚本に書き付けています。
見る人によっても様々なラストシーンです。
色々な意味で、恐ろしくもあり、悲しい映画でした。
コメント
ご紹介ありがとうございます。
この映画は…本当に忘れれることができない映画です。
映画館で気分が悪くなったのは初めてです。
この監督の次回作が楽しみですね。
コメントありがとうございます。
凄い映画でしたねー
今回ディレクターズカットを見たのですが
ダニーの心理状態など、より細かく表現されてました。
どちらにしても、色々考えちゃいます。
この監督、期待の監督ですよね