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映画「プラットフォーム」とは?
2019年 スペイン映画
縦構造になった究極の階級社会を描いたSFシチュエーションスリラー
スペインの新鋭、ガルダー・ガステル=ウルティアの長編初監督作。
突然放り込まれた異様な状況に戸惑いながらも、
生き残りを懸けて謎に挑む男をイバン・マサゲが体現。
映画「プラットフォーム」キャスト
映画「プラットフォーム」あらすじ
ある日、ゴレンは目が覚めると48階層にいた。
部屋の真ん中に穴があいた階層がはるか下まで伸びる塔のような建物の中、
上の階層から順に食事が“プラットフォーム”
と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。
上からの残飯だが、食事はそれしかない。
下の階層にいる人間は、残飯にさえありつけない。
同じ階にいた老人トリマカシからここでの驚くべきルールを聞かされる。
この建物は縦に長いタワー型の刑務所で、ここに入所する者たちは、
定期的にランダムで自分のいる階層が変更される。
そして、上の階層から順番に食料が運送され、
食料は上の階層の者からどんどん食べらる。
月に1度階層が入れ替わり、下の階層へ移動した場合は
更に地獄を見る事になる。
1カ月後、ゴレンは気が付くと、さらに下の「171」階層にいて、
ベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっており、
さらに彼に不条理なルールが提示される。
プラットフォームに乗り込み子供を探すミハルに助けられ
自由になったゴレンはトリマガシを始末し、
究極の飢えをしのぐため、トリマガシを食べて生き残る。
次にゴレンが目を覚ますと、33階層。
同室になったのは、イモギリ。
彼女は運営側の人間の様で、ここのシステムに詳しく
この階層は200まであるので、
食事に関しては適切に食べれば全ての階層まで行き渡るはずだ!と主張。
他の階層の人間に「均等に食べるべき」と訴えますが、上手くはいかない。
次に目を覚ました時は、202階層にいました。
ゴレンが気づいたときには、自分が騙されていたことに絶望した
イモギリが首を吊り自殺をしていました。
再び飢えに苦しむことになったゴレンは、イモギリを食べながら
生きながらえる事になる。
次に目が覚めた時は、6階層。
バハラットと同室になり、彼はロープで最上層に行くつもりでいた。
そんなバハラットにゴレンは提案します。
プラットフォームに乗り、下りながら食事を配って回ろうという提案。
上に行きたがっていたバハラットでしたが難なく同意、
二人で下層に向かっていきます。
そして、プラットフォームが最下層の333層にたどり着いた時、
ゴレンに何かが起こる?
映画「プラットフォーム」感想
「穴」と呼ばれる建物で目を覚ました主人公ゴレン
ここから物語は始まる。
10メートル四方程度の部屋には、洗面台とベッド、
そして部屋の真ん中にぽっかりと空いた穴がある。
そして、食事は上の階層の食べ残し。
何が何だかわからないまま、話は進んで行くのですが
どんどん、内容に引き込まれていき、
この建物自体が、資本主義社会における社会階層の断絶・格差!
となっているのでしょう。
人間の本性・醜さなどが露呈する内容で、少し「CUBE」を
想像させる内容でもありました。
この映画を見た時に、10分程度の短編映画を思い出しました。
「華麗なる晩餐 / NEXT FLOOR」
と言う短編映画です。
あらすじ
上流階級の豪華絢爛な晩餐会。
美食家のホストとゲスト達がその食事に舌鼓を打っていた。
もくもくと料理を運ぶウェイター達。
談笑もせず、次々と平らげていく人々。
突如、テーブルと美食家達を乗せ床が抜けた!
階下の床に着地。
すかさず給仕長が指示を出す。
「Next Floor」
あわてて階下へ移動するウェイター達と楽団。
ゲスト達がかぶった埃を払い、床を掃き、そして給仕する。
上流階級達は何事も無かったかのようにまた食べ始める
床が抜け、ウェイター達が階段を降り、
また給仕を続けるという一連のシーンが12分の内10分くらい続く。
そして、最後には一階、一階、落ちていたテーブルと人々が、
ずーっと下の階まで一気に落ちていってしまう。
これは一体何を意味するのか?
この映画の唯一のセリフは「「Next Floor」のみ。
12分程度の短編なので、興味のある方は、是非見てみてください。
コメント
動画面白いですね!
もしかして「プラットフォーム」のモチーフになったのかもしれません。
興味深い!
コメントありがとうございます。
プラットフォームを見て思い出した動画なんですが
結構似てる感じがしました。
プラットフォームは、かなり面白い作品でしたねー