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韓国映画「ザ・ゲーム」とは?
2008年の韓国映画
新田たつお原作の「チェン爺」を日韓合同製作で
映画化したバイオレンス・サスペンス 。
大金持ちの老人に、ゲームを持ちかけられた
路上絵描きの運命は?
想像を絶するゲームが、始まる!
韓国映画「ザ・ゲーム」キャスト
シン・ハギュン
ピョン・ヒボン
イ・ヘヨン
イ・ウンソン
ソン・ヒョンジュ
韓国映画「ザ・ゲーム」あらすじ
路上で絵描きをしている貧乏画家のミン・ヒド。
ある日偶然出会った老人に、ゲームに誘われる。
老人の正体は金融界の大物カン・ノシク。
富も名声も手に入れた彼だが、今は病魔に冒されている。
そんな彼が今心から求めているものは、健康的な若い肉体だ。
このゲームで賭けるものは、なんと自らの肉体。
負けたら、この老人に肉体を取られる?
勝てば見た事も無い様な大金!
ヒドは悩み抜いた末、この一世一代のゲームにチャレンジする
ゲームはいたってシンプル。
互いに1つずつ数字を言い、その電話に出る人物が男か女かを当てる
ヒドは、女性に掛け、ノシク老人は男性。
運命の相手はニューハーフ?
ヒドの喜びもつかの間、電話の相手は男性だった。
しかし、このゲームにはからくりがあり、電話を掛ける前に
3つの中からカン老人が選んだ携帯電話。
必ず、ノシク老人が勝つようになっているゲームだった。
ヒドが目覚めると、暗い病室の中だった・・
世界的な神経外科の権威キム博士の手により、
ノシクとヒドは脳を入れ替えられ、ノシクは若い体を手に入れ
ヒドは、死を待つだけの老人の体になっていた・・
ヒドの恋人ウナの存在を知ったノシクは、ウナの元へ訪れる。
ノシクは借金取りに金を渡し、借金を肩代わりしてやる。
ノシクの名刺を渡された借金取りたとは、震え上がる。
ノシクは金融界のドン、ソンチョル金融の会長だったからだ。
そんな様子をウナは怪訝な顔でみつめる。
「どこに行ってたの?どんなにつらかったか」
ノシクを責めるウナ。
「金をやったからいいだろう?」
そんなノシクの言葉にウナは唖然とし、怒って車を降りてしまう。
ある日偶然ウナと再会するヒド。
ヒドになり代わり、ウナとデートするノシク。
平凡だが安らぐ時間に、ノシクは幸せを感じ始めていた。
しかし、ヒドの記憶がないノシクは、ウナに
冷たく突き放されてしまう。
ノシクはヒドの記憶をかけて、ラストゲームに挑む。
ヒドは自分の体を取り戻すために・・・・
ゲームのからくりは同じ、ヒドに勝ち目はなかった。
時が流れ・・
ヒドとウナは幸せな日々を送っていた。
ヒドはウナに自販機のコーヒーが飲みたいと頼む。
それは、昔からヒドが好きだったものだ。
「やっぱり本物のヒドね」
ウナはヒドが昔のヒドであることに微笑む。
ヒドはポケットからタバコを取り出し、マッチで火をつける。
マッチで火をつけるのは、ノシクの癖だった。
時が戻って、手術前。
手術台にのったノシクに、キム博士は麻酔を打つ。
麻酔で朦朧とし始めるノシクに語り始めるキム博士。
無作為に人を選び、その人が自分と同じ血液型である可能性が
何%か知りたくはありませんか?
ましてや、骨髄の型まで一致するなんて、血縁でしかありえませんよね?
キム博士の言葉にノシクはハっとし、涙を流す。
しかし、体はもう動かない。
END
韓国映画「ザ・ゲーム」感想・ネタバレ
脳を入れ替えちゃう映画は、「ゲット・アウト」を思い出しますが、
今作品の方が、「ゲット・アウト」より前に作られてます。
ヒドは、ノシクの息子だったのか?
女遊びをしていたノシクには、どこかで
隠された息子がいてもおかしくありません。
その息子を探し出し、偶然を装わせたのが
博士なのか?
自分の息子の人生も体も奪ってしまったのか?
ラストはそのまま考えると、ノシクのまま
ヒドの記憶を埋め込まれたと考えるのが普通ですが・・・
この作品は、ストーリーはかなり面白いですが
色々雑な部分が目立ち、残念な感じです。
しかし、俳優陣の力でかなり助けられていると思います。
シン・ハギュンのヒドとノシクの、使い分けの演技は
狂気じみていて、恐ろしいほど!
ノシクを演じたピョン・ヒボンは、圧倒されるほどの存在感で
ベテラン俳優の凄さを示してくれています。
この両名の主演のおかげで、持ちこたえている映画かも?
コメント
韓国映画は興味深い作品が盛りだくさんですね!
この作品も観てみたいです。
ご紹介ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
韓国映画のリメイクはかなり優秀なものが
多いのですが、今回だけは微妙ですね
しかし、ベテラン俳優は流石!
お時間のある時にどうぞ~