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アガサ・クリスティー 「ねじれた家」とは?
数々のミステリー小説で知られるアガサ・クリスティーが“最高傑作”と語った小説。
マザー・グースの童謡「ねじれた男」を
巧みに組み入れた完全無欠の殺人ミステリー。
1949年に発表された長編「ねじれた家」が、約70年という時を経て、初めて映画化!
グレン・クローズ、テレンス・スタンプら米・英の名優が共演した極上のミステリー。
クラシカルな衣装やインテリアなど、華やかな英国上流階級の世界を堪能できる。
アガサ・クリスティー 「ねじれた家」キャスト
アガサ・クリスティー 「ねじれた家」あらすじ
〈伝説的人物〉の突然の死に、英国中が驚いた。
アリスティド・レオニデス、ギリシャで生まれ、若い頃に無一文で英国へ渡り、
レストラン経営で大成功を収め、巨万の富を築いた人物だ。
その孫娘であるソフィア(ステファニー・マティーニ)が、
かつての恋人のチャールズ(マックス・アイアンズ)が営む探偵事務所に現れる。
一族の誰かが祖父を殺したにちがいないと打ち明ける彼女は、
チャールズに捜査を依頼するのだった。
ロンドン警視庁を訪れたチャールズは、タヴァナー主任警部(テレンス・スタンプ)から、
レオニデスの死因は毒殺だと知らされる。
大豪邸に到着したチャールズを迎えたのは、
レオニデスの前妻の姉イーディス(グレン・クローズ)だった。
彼女を筆頭に聞き込みを始めるが、強烈な個性を放つ人々を相手に、
捜査は一向に進まない。
しかも、愛人のいるらしい若い後妻から、破産・倒産寸前の二人の息子と
その妻に至るまで、全員に殺害の動機があった。
そんな中、レオニデスの遺言書が無効であることが発覚したことから、
チャールズは真相が見えたと確信する。
ところが、その推理を覆す第2の殺人が起きる。
アガサ・クリスティー 「ねじれた家」感想
クリスティーと言えば、名探偵ポアロや、ミス・マープルなどの個性の強い
お馴染みの探偵が出てくるのですが、この作品ではイケメン探偵。
しかし、このイケメン探偵の頼りなさが半端ない!
クリスティー作品には、頭の切れる探偵が登場し手がかりを
与えてくれながら、謎解きをしていくイメージなのですが
今回に限っては、散りばめられた手がかりに見てる側も
探偵も、混乱しっぱなしの感じ。
登場人物が全て怪しい!しかも家族構成が中々複雑で
覚えにくいのですが、時代背景やインテリアのすばらしさを
堪能でき、更には最後まで犯人も予想できない展開!
推理小説の醍醐味で、犯人を探偵さながら予想し楽しむのですが
今回の作品に関しては、いい意味で予想を裏切ってくれました。
ラストシーンは、個人的にもう少し引っ張ってほしい感も
ありましたが、納得の作品。
いつもは、ネタバレ書いちゃいますが、この作品は是非
ご覧になって犯人を見極めてほしくて、あえてネタバレ書きません。
久しぶりのクリスティーの作品に、満足です。
コメント
アガサ・クリスティー作品は、オリエント急行殺人事件とかは観てますけど、この映画は未見ですね。
機会があれば観てみます。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
オリエント急行殺人事件以来の、映画化?かもしれませんね
久々にクリスティー作品を堪能しました
機会が有れば是非!お勧めです