韓国映画「朝鮮名探偵　トリカブトの秘密」あらすじ・感想

公納不正を隠そうとする官僚たちの陰謀を察した正祖は、

朝鮮一番の名探偵に事件の背後を洗えとの密命を下す。

捜査の初日から刺客に狙われる名探偵は、

犬商人のソピルに助けられ、彼とともに事件の手がかりである

“ヒメトリカブト”の花を探しにチョクソン(積城)へ向かうのだった。

事件の鍵を握っていると思われるハン商人。

秘密を暴くほどにあらわになる、巨大な陰謀。

ハン商人の正体は？　事件の黒幕なのか？

巨大な犬が守る、不正の証拠となる帳簿？この証拠を

手に入れる事が出来るのだろうか？　と、見どころは満載です。

韓国映画「朝鮮名探偵　トリカブトの秘密」感想

韓国映画「朝鮮名探偵　トリカブトの秘密」は、このシリーズの

第一弾作品です。

①　朝鮮名探偵 トリカブトの秘密

②　朝鮮名探偵 失われた島の秘密

③　朝鮮名探偵 鬼＜トッケビ＞の秘密

先に３を観てしまっているので、このズッコケコンビの

出会いを知る事が出来て、更に面白さが増しました。

自惚れ屋のキム・ミン（キム・ミョンミン）と

主人に対して、忠実なのか？忠実じゃないのか？

お付きの、ソビル（オ・ダルス）

このズッコケコンビの大活躍で、あっという間に

クライマックスまで見れてしまいます。

今回の作品は、大爆笑だけでなく、

やはり、朝鮮時代に根深く続いていた身分制度と

天守教（キリスト教）についても、触れています。

イ・サン（正祖）の時代は、朝鮮ルネサンスと呼ばれ、

多くの発明品が作られたり、文化が華開いた時期でした。

同時に天守教（キリスト教）が広まっています。

ホタルの明かりで懐中電灯が出て来たリ、新しい農耕具など

見どころも満載！

イ・サン（正祖）という映画で、側室の役をしていた

ハン・ジミンさんが、非常に綺麗で、作品に華を添えています。

ドタバタ喜劇でありながら、シリアスな空気もあり

家族で楽しめる作品です。

厳しい朝鮮時代の、庶民と両班のそれぞれの生き方にも注目です。