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韓国映画「暗数殺人」実話に基ずくサスペンス!あらすじ・感想・ネタバレ

韓国映画

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韓国映画「暗数殺人」とは?

謎めいた連続殺人犯と未解決事件を

追う刑事の攻防を描くサスペンス!

韓国で起こった実際の事件をもとに、

緻密な脚本と緊迫感漂う演出で描き出す。

『1987、ある闘いの真実』のキム・ユンソクと

『神と共に』のチュ・ジフンが共演。

韓国映画「暗数殺人」キャスト

(キム・ヒョンミン)
キム・ユンソク
(カン・テオ)
チュ・ジフン
チン・ソンギュ
ムン・ジョンヒ
イ・ボンリョン
キム・ジョンス
ペ・ヘソン

韓国映画「暗数殺人」あらすじ・ネタバレアリ

韓国の麻薬捜査官のキム・ヒョンミンは、

雇っている情報屋からある男を紹介される。

カン・テオと名乗るその男は「死体をバラバラにして、運ぶのを手伝った」と、

ヒョンミンに告白します。

その瞬間、テオを恋人殺しの容疑で張り込んでいた刑事が突入し、

ヒョンミンの目の前でテオが逮捕される。

数日後、ヒョンミンの元へ1本の電話があります。

獄中のカン・テオから、「本当は7人殺した」と・・・

テオの証言を聞くため、刑務所へ面会に行ったヒョンミンは、

テオから恋人の殺害について、具体的な供述を得ます。

ヒョンミンはテオの証言をもとに、

殺害現場を独自捜査し、恋人殺害の証拠を手に入れるが、

テオ逮捕の為に警察側が揃えた証拠は、全て捏造であった事が発覚!

テオは求刑より5年短い判決となり、

ヒョンミンと刑事側に亀裂が入る事となります。

求刑より5年短い判決の見返りとして、

ヒョンミンは、テオから6人全員の殺害に関する自白を得ます。

しかし、具体的な話を聞こうとすると、テオは激情したり

はぐらかしたりと、まともに話ができる状況ではなくなります。

しかし、テオの証言が全て具体的であった事から、

本件が表に出ていない殺人事件「暗数殺人」であると確信します。

※暗数殺人とは、主に犯罪統計において、
警察などの公的機関が認知している犯罪件数と
実社会で起きている件数の差を指す。

テオの証言に証拠はなく、警察内部でもまともに取り合う者はいない。

そんな中、テオの証言に信憑性を感じたヒョンミンは、

上層部の反対を押し切って捜査を進めていく。

ついにテオの証言どおり白骨死体が発見されるが、

自分は死体を運んだだけだと証言を覆すテオ。

全てを明らかにするため、ヒョンミンは残る死体の捜索を続ける。

韓国映画「暗数殺人」感想

2012年に韓国・SBSで放送されたドキュメンタリー番組

『それが知りたい』の中で取り上げられた実際の事件がモチーフとなっています。

殺人犯のテオと、刑事ヒョンミンの心理戦が面白く、

残酷描写は、ほぼ出て来ません。

テオはなぜ、殺人を自白したのか?に焦点が当てられ

この疑問が常に付きまとう展開となっています。

刑事ヒョンミンは、地道な聞き込みや、現場検証などで確証を

得るタイプの刑事で、派手さのない所がリアルさをかもし出しています。

一方、殺人犯のテオは、凶悪な知能犯!自分の犯した殺人の

ヒントを与える代わりに、金品を要求し、刑事ヒョンミンを翻弄します。

映画の中で、殺人犯のカン・テオが最初に冒した殺人(実父)を

描く事で、韓国の貧困層・格差社会を上手く表現しています。

この手の映画での結末は、結局は闇の中!と言う様な

描き方が多いのですが、本作品はしっかりとテオに重罰をかしています。

犯人役を演じた、チュ・ジフンですが、イケメン!と

いうイメージを脱した作品でもありました。

実に狡猾な犯人役を上手く演じています。

刑事役のキム・ユンソクは静かな演技ですが

情熱と執念を秘めた、真実に向かって真っすぐな刑事を演じています。

この対照的な2人の演技が真っ向からぶつかる様は

見ていて面白く、本作の醍醐味だと思います。

実話に基づく、サスペンス!是非1度ご覧ください!

コメント

  1. これ面白そうですね~!
    韓国系の実話映画って面白い作品が多い様な気がします!
    ブログネタとしても最適!
    ご紹介ありがとうございます。

    • ダメうさぎダメうさぎ より:

      コメントありがとうございます
      釜山で起きた実話ベースらしいですよ
      韓国映画の実話物って、面白いですよね
      今作品は、俳優の演技のすごさが際立ってました

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